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嬉しいハプニング?

 昨日のスイミングスクールの帰り道、
「これから虫取りをしたい!」と子供が騒ぎ始め、しかし
夕方になっていたので、一緒にいたお友達と一緒に、
「虫取りは明日にしよう。」
と何とかおさえて帰宅した。しかし、その約束を守るのは
非常に難しい。うちの子は午前中、学校のプールだし、午
後はまたスクールだし、スクールの直前は最高気温の時間
で灼熱である。そんな時間に虫取りなんて命の危険を感じ
るわー。あ、子供の命じゃなくて自分の命ね。
 というわけで、今日、友達のお母さんと相談して、
「少しでも涼しい午前中に学校のプールから帰ってきてか
ら30分くらい、近場の公園で虫取りっぽいことして、
お昼を一緒に食べよう」
と約束をした。実際に虫がとれなくても、子供の気が済め
ばいいではないか、という、いい加減なプランである。
 子供は11時半頃帰ってきた。即、虫取りごっこに出発
と思ったら、
「いや~、トシとケンに話したら、二人とも一緒に行きた
いって、言いだしちゃってさー!」
と、いかにも、まいっちゃうよな~的な笑顔で嬉しそうに
言う。おいおい、まいっちゃうのは私だよ!そちらのお母
さんとは話しついてないし、第一、こんな時間から出かけ
たら、普通の家はお昼ご飯だから迷惑じゃないか・・・と
青ざめる。しかも放っておいたら、トシ&ケンが何時に来
てくれるかわからないし計画がたたない。内輪の話で安直
な計画をしていたら面倒なことになってしまった。
 慌ててあちらこちらのお母さんに携帯で電話をして調整
していたら、自宅の電話が鳴った。そしたら、これは同じ
クラスの初めての友達で、「ユータ君と約束したと言って
ずっと校門で待っているんですがお約束は本当でしょうか?」
という、これはお婆ちゃんからの電話である。私は携帯と
固定電話を握りしめてパニック!!
「ユータ、あんた、○○君ともお約束したの?!」
「あ、そういえば、誘ったよーな・・・」
誘っておいて忘れるなよ・・と真っ白になっていると、
おばあちゃんが、
「一旦、帰りますので、よろしければ家の畑で虫取りをし
ませんか?」
と自宅の電話番号を教えてくれた。初めてのお友達だが、
この際、提案にはのってしまえ、ということで、まずは
そちらと約束を決めて、いつものお友達と待ち合わせの
場所に行き、急遽、知らないお宅の畑へ。メンバーも行
き先も変更で、時間も大幅に遅れて昼過ぎ。猛暑だわ、
目的地は遠いわ、で、この時点でくたくただった。
 が、行ってみたら、この新しい友達が、ご近所に名字の
多い大地主さんのお家で、畑も家もかなり広い。庭には、
公園より大きな藤棚や倉庫があり、畑にはこれから育つり
んごが小さくなっており、ごーややトマトが鈴なりに・・
・と思っていたら、一番奥の樹にカブトムシが鈴なりに。
 子供たちは大喜びで虫かごにカブトムシをつがいで入れ
て、さらにお土産にごーややトマトをいただいて帰ってき
た。30分のつもりが結局1時間になり、私たち母親も、
突然のハプニングに驚き。
「カブトなんて買うものだと思ってた!」
と口々に言う。もっとも、私はカブトなんてお金をもらっ
ても嫌だ、と思って、子供に存在を知らせていなかったの
だが、こんなに易々と手に入ってしまうとは油断した。
 しかし、うちの子は引きが強い。自分が好きなものを手
に入れやすいタイプ。今日の初めての友達にも気楽に声を
かけたみたいだけれど、そんな調子で二学期も友達が増え
てくれるといいな、と思う。
by akira_dai | 2010-08-04 23:29

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。

by akira_dai