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学級閉鎖

 インフルエンザの流行で、同じ登校班の友達がバタバタと
倒れる中、うちの子は、
「昨年、入院までしたんだから、インフルエンザになるわけ
がないっ!」
と余裕の表情。まあ、気分も大事だから、そこに突っ込みは
入れないけれど親としては心配している。
 そして、1日から1年3組が学級閉鎖になり、昨日から2
組が学級閉鎖になり、残るはうちの子のクラス1組だけとな
っていたのだが、とうとう、今日、「学級閉鎖になった!」
と、帰ってくるなり子どもの報告。金曜日が休みになるから
3連休かあ、いいな~(平日に子供と一緒にいるのは私は嫌
だけど)、と思う。
 そういえば、中学の時、冬になると、(学級閉鎖にならな
いかなあ。)と、不謹慎だが楽しみで、今でも忘れない2年
の時、同じクラスに不良、、いや、不良と思われていた過激
な男子が多いせいか、
”学級閉鎖にしようぜ!”
という妙な団結感がクラスに生まれ、次々と保健室に体温を
はかりに行った覚えがある。そして、不思議なことに、熱い
情熱をもった不良(?)ほど早くに熱が出て、
「やったぜ!」とピースしながら早退していく、という、ま
ことに子供っぽい、しかし、面白い光景があった。
 で、私はといえば、おとなしかったけれど、ちょっとだる
そうな顔をしていたら、
「お前は熱があるに違いない。今から保健室へ行け!」
と、目立つ男子に指示されて、授業中だというのに保健室に
行ったら、しっかり熱があって早退になり、学級閉鎖に一役
かえたのが嬉しかったりした。何だろう、あの団結感は?
 しかし、よくよく考えたら、学級閉鎖というのは、確かに
学校に行かなくても良いが外出も出来ないわけだ。奴らは、
かまわずに外出していたのかしら・・・何か外出していた気
がするなあ、しかもゲーセンとか人混みに。それも今となっ
ては面白い。
 で、うちの子に、
「学級閉鎖になって嬉しいんじゃないの?」と突っ込んだら、
「嬉しいわけがない!友達と遊べないじゃ、ねぇか!つまら
ねえよ。先生が、学級閉鎖って言った途端、オレと信吾で、
”うざっ!”って叫んじゃったよ。」
だって。
 ”うざっ!”って言うな、と叱りながら、学級閉鎖でがっか
りするくらいならカワイイものだ、と思ったのであった。
by akira_dai | 2011-02-03 23:53

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。

by akira_dai