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小学男子、困ったものだ

 毎週木曜日は子供のスイミングスクールで、これが隣の駅
とはいえ、電車に乗って、しかも1時間中、ずっと暑い中、
見ているので非常に辛いのだが、保護者席を離れようものな
ら、甘ったれの我が子は大騒ぎをして抗議するので、仕方な
く、つまらないレッスンをずーっと見ている。
 このプールに、小学校で最初に仲良しになったヒロ君と、
双子の悪戯(?)兄弟がいて、両者ともクラスは違うもの
の、近所で顔見知りということもあり、時には、このママ
たちと情報交換というか、我が子の愚痴というか、そんな
お喋りで盛り上がることがある。
 そこで出てくるのは、いずれも、「しょうもない男子」
である。まず、4人の子供すべてが、宿題にすぐにとりか
からない。プールの日はこれが極めて困難で、帰宅する
と17時半から18時くらいになるのに、宿題をやれ!と
叱るだけで軽く1時間くらい経ってしまう。どうして、そ
こまで宿題にとりかからないのか謎なのだが、プールだけ
でくたくた(子供でなく親が)だというのに、1時間叱っ
た揚句、宿題は進まず、さらに夕食の準備もしないといけ
ない母は疲労困憊である。この解決策が見つからず、ヒロ
君のところは毎回、ヒロ君より前に妹がプールレッスンを
受けている間に、保護者席で宿題をやらせることにしたそ
うだ。が、どうも、それも、あまりうまくいっておらず、
私たちがプールに到着する頃、ママはいつも「早くしなさ
い」とイライラしている。
 双子の方は、それを見習って、一度はプールに宿題を持
ってきて、やはり、双子の後にレッスンを受けているお姉
ちゃんを保護者席から見ながら、そこで宿題を済ましてし
まおうと思っていたらしいのだが、うまくいかなかったの
か、それも一度きりだ。
 毎週のように、
「しゅ・く・だ・い、どうしてる・・?」
と、疲れた表情で話題にする私たち。昨日、ついに、双子
のママは、
「もう言うのをやめようと思うの。」
と開きなおった。何でも、友達のお母さんが、2週間、子
供に叱るのを我慢したところ、子供が自ら気付くようにな
り、自主的に宿題と時間割をやるようになったと言うのだ。
「おー、それ、すごい。でも、かなり我慢強くないといけ
ないねー。」
と私が感心すると、
「そうなのよ。2週間だけ、宿題忘れようが、忘れ物をし
ようが、我慢しようと思っているの。」
と言いつつ、彼女は、ふと、不安な表情に。
「でもね、問題は、あちらの子供は女の子、小4女子なん
だよね。小2男子に、同じ方法が通用するかね~?」
「・・・・・・それは・・・難しいかもね。」
と私は爆笑。
 小学男子はまったくしょうがない。女子と比べると、し
っかり度は半分以下。幼稚そのもの。困ったものだよねー、
と顔を上げると、子供の姿がない。
「ったく、あんなところに隠れてるよ。」
とあきれ顔の、あちらのママ。
 デパートの、とあるブランドの洋服屋のドレスの下に、
短い足が6本並んで、くすくすと震えている。丸見えだ
っつーの。それより、迷惑だから、やめなさいっ!(呆)
by akira_dai | 2011-06-09 23:50

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。

by akira_dai