これが子供だ

 昨日で学校のプールも終り、親子2人で、時間を
もてあましぎみの今日。お昼を食べて、いよいよ、
(これから勉強でもさせようかな)と思った矢先、
ピンポーンと玄関のインターホンが鳴った。
 カメラに映るのは子供の顔。
(もしや、ケンジか?!)と、しょっちゅう家に遊
びに来る悪ガキかと思って、勉強するから、と言っ
て断ろうかと思っていたら、息子がカメラをのぞき
こんで、
「リョウスケ!」
と叫んだ・・・クレーマーの息子である・・・
 家が同じ通りの5軒くらい向こうだから、気軽に
遊びに来たのだろうか。あちらのママは許したのだ
ろうか、と気になる。が、あの、おとなしい子が、
ピンポーンと家に来るには勇気が必要だったに違い
ない、と思って、出て行くと、
「ユータ、今日、遊べる?」
と言ってきた。息子は、機嫌良く、いーよ~、と
頷いている。
 また何かあったら何か言われちゃうよ、と思いつつ、
私は黙って、リョウスケを部屋に入れてやった。少し
の間ゲームをしてから、外に追い出したら、二人は、
水風船をやりたい、と言いだした。
 これまた濡れたら大変!と思って、リョウスケに、
「濡れてもいいか、ママにきいておいで。」
と言うと、にっこりして、
「良い、って、言ってたもん。」
・・・ま、いいか、と思って、追い出したら、1時間
ほどして帰ってきた二人は、頭からつま先まで水で、
びしょ濡れ・・・
「リョウスケ君は着替えておいで。着替えたら、まだ
1時間、部屋の中で遊べるよ。」
と言うと、リョウスケは時計を見てから、喜びながら
出て行った。
 その後、着替えて帰ってきたリョウスケは大はしゃぎ。
私は初めて、彼の笑い声と、興奮しながら喋る声を聞いた。
公園で水風船を思いっきり、ぶつけ合ったのが、とても
楽しかったらしい。
 子供2人の間には何のわだかまりも無い。多少喧嘩が
あっても、これが子供だよな~、、、と、安心する。
リョウスケが帰宅してから、しばらくして、クレーマー
ママからメールが入った。家で遊んだことについて、
お詫び半分、お礼半分のメールだ。何でも、最近、パー
トを始めて、子供を見ていられないのだと言う。
 なるほど、それで、リョウスケは自分で勝手に家に遊
びに来たのか、と、思い当たる。母親がいる日は、母親
の了解を得ないと遊べないので、彼は、自由に遊ぶ約束
が出来ないのだ。今日は突然一人で来たので何だか変だ、
と思った。
 それにしても、あんなに明るく、開放的に遊んでいる
リョウスケ君を見て、私はちょっと安心した。いつも、
あんな風に過ごせれば良いのにな。
 二学期になれば、また、登校班は別になる。それまで、
ほんの少しでも、彼が思いっきり自由に遊べれば良いな、
と、思う。
[PR]
by akira_dai | 2012-08-08 23:29 | Comments(0)

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。