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気がつけばB型だらけ

 B型の皆さんには大変大変申し訳ありませんが、私は昔から
B型という血液型が嫌いで、B型の母みたいにはなりたくない、
と、常々思っていました。
 高校のときまで自分の血液型を知らなかった私でしたが、なぜ
か同級生の間で、
「AKIRAの血液型がB型なのかO型なのか、かけをしよう!」
と盛り上がり、確認せざるえない状況に追い込まれて、文化祭
で献血をし、O型!とわかったときの、あの安堵感。ああ、私は
B型ではなかった!!と、バンザイしたのでした。
 当時の私のあこがれはもっぱらA型で、A型の繊細さ、つまり、
私の気づかないことに気づくことができるその才能がうらやまし
くて、一時期はA型の女になりたい、とさえ思っていたのですが、
大学、会社と、大人になるにつれて、あこがれて大好きだった
A型の人々が、どうも自分とは別の次元に住んでいる人たちら
しい、と、感じ始め、逆に、その繊細さについて、(どうして、そ
んな細かいことが気になるんだろう)と、うっとうしく感じることさ
えありまして、そして、逆に、同じB型でも、大好きな人、大嫌い
な人、どちらでもない人(実は、B型の場合、どちらでもない人
が一番少ないのだが)がいることに気づいたのでした。
 ま、それはともかく、大学までは、私の友達といえば、A型や
AB型がほとんどだったのでありますが、大人になるにつれて、
O型、B型が増え、昔の友達と全部合わせると、すべての血液
型が非常にバランスよく配置されるようになった・・・と思ってい
たら、気づくとB型の配偶者がすぐ隣に。
 さらに気づくと我が子もB型。義母もB型。義弟もB方。さらにさ
らに気づくと妹の旦那もB型。あれれ。実家にいた頃は、家族で、
母の他は全員O型だったのに、今や、私と妹以外みんなB型か
いっ!!
 母が、「あらー、嬉しいわー!B型の天下ね!」と、勝ち誇っ
たように笑う・・・。い、いつのまに、私の周りはB型だらけになっ
たのだ・・・呆然自失。しかも、私自身、B型に間違えられること
がしばしばあるし。
 まあ、いい。おかげさまで、B型の素晴らしさもおかしさ(?)
も、嫌になるほど、いえ、十分にわかりました。
B型ば・ん・ざ・い・・・・・・・(泣)
by akira_dai | 2008-01-12 20:18

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。

by akira_dai