Facebookで困ること

 昨日はFacebookの楽しいところを挙げてみた
けれど、嫌な、というよりは、困ったこともある。
 たとえば、ある日、懐かしい、小中学生時代の
友達を見つける。「ともだち」になる。懐かしい話
に花が咲く。
 ・・・まあ、ここまでは良い。盛り上がる。大いに
盛り上がる。自分は実はものすごく記憶力が良
い、あるいは、良かったのではないか、と思うく
らい、すっかり忘れ去っていた記憶が、走馬灯
のごとく蘇る。先日、小学校で同じクラスだった
男の子と盛り上がっているうちに、まさに想い出
が蘇って、そのときの光景がありありと見えて、
(死ぬ前に見える走馬灯って、これなのか?)
と思ったほどだ。
 楽しいからアドレナリンがどくどく出ているので
あろう。感情が昂ぶっている。興奮状態である。
楽しい気持ちで油断しているところに、ヒョイと、
その「ともだち」から同窓会の写真が送られて
きたりする。便利な世の中だ。
 開く。瞬時に、同級生たちの笑顔が画面いっ
ぱいに広がる。ここだ。困るのはここなのだ。
不覚にも涙ぐんでしまった。
 そう、涙ぐんだのは、つい一昨日のことなのだ。
あまりにも良い笑顔だった。
皆、年はとっているけれど、すぐに誰だかわかっ
た。変わっていなかった。参加しているメンバー
は心底、幸せそうに笑っていた。先生も嬉しそう
だった。
 私は当日、おたふくかぜで参加できなかったし、
その後、色々あって今に至るまで外出が困難に
なってしまったけれど、皆、元気そうで、幸せそ
うで、何より穏やかだった。
 別に、自分を不幸だ、とか、皆が羨ましいとか、
そんな比較をしたわけではない。一番近い気持
ちは、嬉しさ、子どもが巣立っていくときはこんな
感じなのかな、という嬉しさ、あるいは、子どもの
ときに迷子になって張りつめた気分で長い時間
歩いているときに、ふと知っている人に会えた
ときの安堵感。そう、安堵が一番近い。
 でも、やっぱり、涙は嫌だ。扱いに困る。いい
年をして、と思うけれど、楽しくてアドレナリンが
どくどく出た後だから涙も止まらない。
 それが困ること。でも、これは良いことなのかな。
友達に電話してみようかな、と、思ったりする。
でも、そんなことしたら、もっと泣いちゃうかな。
アドレナリンがおさまってから出直すことにし
よう。
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by akira_dai | 2016-09-29 08:41 | Comments(0)

Facebookのリアリティ

 Facebookを始めてそろそろ4年。良くも悪くも、
すっかり日常に入り込み、、最初のような、旧友と
出会った感動も薄れ、近況を報告しあって盛り上
がる激しさも失い、常時ブラウザに表示はしている
ものの、何だかマンネリカップルみたいな、盛り上
がりには欠けるが存在しなくなると心細い、みたい
な、微妙な関係になっている。
 しかし、これが時の流れというものなのか、人生の
山谷というのか、この4年の間に、瞬発的にFace-
bookが盛り上がる瞬間というのが希にある。もちろん、
新たに旧友を見つけたときに盛り上がるのは当然だが、
そうではなく、「思いがけず」盛り上がる瞬間がこういう
ツールの醍醐味なんだな、と思う。
 例えば、誰かが何かのはずみに、ぼそっと、昔の
記憶をつぶやいたりする。すると、あっという間に、
どこからともなく同級生たちが集まって、
「それって、XX事件じゃない?」
「あれだよ、A君が○○したやつだろ」
「それで、Bがこうなってさ」



という具合に、まさに、瞬間的にレスポンスが入って
大騒ぎになる。私はこの瞬間が好きで、あっという間
に当時に戻って、何だか、教室の、ある子の机に、
みんなが集まって、
「どうしたの?」
「こんなことがあったんだよ」
「それはA君が悪いよ」
「ちょっと、A!!こっち来いよ。」
A「何だよ。今、忙しいんだよ」
と騒いでいるような、リアルな当時のやりとり、ざわめき
が蘇って、見ているだけでもちょっとニヤニヤしてしまう。
 目の前で、コメント欄に続々と、仲良しも顔だけ知って
いるような同級生も集まって、ああでもない、こうでもない、
ああだ、こうだと、勝手なことが書き込まれた後、30分く
らいで1人、2人といなくなり、1時間以内に散っていく。
コメントには、大騒ぎした足跡が残っている。その名残
が良い。寂しさも良い。何時間も経ってから、話題の
主役が現れて、
「おせーよ!」なんて突っ込みされているのも良い。
みんな、どこかでがんばってるんだな、と思う。
 普段は会えない、今はおじさんやおばさんになっ
てしまった同級生たちが、ディスプレイの中では子ども
のままでわいわいがやがやしている。
休み時間を終えて授業に入るような調子で仕事に
戻って、がんばろうと思う。
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by akira_dai | 2016-09-28 11:01 | Comments(0)

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。