結婚という「約束」

 今朝の朝ドラは、ヒロインがプロポーズ
されるわ、ヒロインの家族が歌合戦に出る
わ、で、さすがNHKだけあって、家族っ
ていいな~と思わせるシーンが満載でした!
 プロポーズのシーンでは、
「一緒に幸せになろうね」
という約束、歌合戦では、お父さんの
「素晴らしい家族です」
という言葉。こういう気持ちが大切だな、
時間をかけてこういう家族になりたいな、
と思うような絵だったね。
 そんな私は、一昨日も、知人の離婚話を
じっくり聞いたんですよ。昨年から、あち
こちで離婚&別居の話を聞かされて、私自
身も色々考えさせられて、一昨日はしみじ
み、(最後は信頼関係があるかないかなん
だなあ・・・)
と思いました。
 当人どうしは何と言うかわからないけれ
ど、ディスコミュニケーションで通じ合え
ない、さらに男女の差からも理解し合えな
い上に、信頼関係が崩壊するともうお終い
なんだなあ、と。
 極端な話、どちらか片方が病的な妄想で
相手を疑うようになったら、もうお終いで
す。信用できない人と一緒になんかいられ
ません。それでも片方が頑張って頑張って
繋ぎとめる例もあるのだろうか?ちょっと
前に読んだ「死の棘」みたいな重い話にな
ってきたなあ(苦笑)。
 恋愛と違って結婚は長丁場で、生活を共
にすることだから、相手のことを好きだな
んてことはまったく考えなくなるし、楽し
いことよりも、むしろ、鬱陶しいこと、煩
わしいことの方が多い。お金も時間もすべ
てを自由にというわけにはいかないし、年
をとれば病気にもなる。経済的な問題も出
る。そんな中で容赦なく、毎日の生活は回
さないといけない。朝起きて、着替えて、
仕事に出て、夕食をとって、入浴して、寝
る、の繰り返しをほぼ無意識に繰り返して
いるでしょう。それを繰り返すためには、
洗濯、掃除、料理、片付け、買い物、もろ
もろの作業が毎日必要になります。
 どこでも妻は、
「夫が何も協力してくれない」
と文句を言って、夫は小遣いをもらって小
さくなっているけれど、夫の方も本音のと
ころでは、
「家族のために働いている」
という気持ちがあるから、妻から面と向か
ってそんなことを言われたら、不快になる。
それがわかっているから、妻の方も不満が
あっても夫にしつこく要求できず、ますま
す不満がたまる。
 それでも離婚しないのは、無意識に信頼
関係があるからなのかなあと、ここ数か月
の別居や離婚の話の共通点を抜き出して思
いましたね。事情はそれぞれ違えども、嫌
いになる以上に、人間として相手を信頼で
きなくなったら本当にお終いなんだなあ、
って。それまで当たり前に向かい合ってい
た相手の顔も見たくない、一緒に飯を食い
たくない、という感じでしょうか。
 ちょっと前に男友達が、
「ある一言をカミさんから言われた時に、
突然、スーーッと冷めちゃったの」
と言ったことがありました。私は、
(え?そんな些細な一言で?)
と思ったけれど、彼の中では、それまで
自分の中で考えていた妻という人間像が、
短い一言で、ガラガラと崩れてしまった
らしい。別に、関白宣言のように、妻は
こうあるべき、という具体的な理想や役
割を期待していたわけではないのだけれ
ど、忙しさに追われる毎日の生活の中で、
一緒に過ごす中で、無意識に当たり前に
感じていた妻に対する「信頼」というも
のがすべてなくなってしまったようでし
た。(え?お前って、そういう奴だった
の?)という・・・。価値観の違いに初
めて気づいた場合も同じですね。(え?
あなた、そういう風に考えてたの?)と
いう衝撃が離婚の原因になったりして。
 一昨日、私は知人の離婚話を聞いてい
て、内容や事情は、その男友達と全然違
うんだけれど、(ああ、同じだなあ)と
思ったの。夫婦の信頼関係があれば、多
少問題があっても何とかやっていけるの
かなあ、って。
 いずれにせよ、別居や離婚について、
私は片側の話しか聞いていないから、そ
のパートナーの話を聞けば、ぜんぜん、
違う側面が見えてくるでしょう。だから
細かい事情や理由は、正直、重要視して
おらず、ただ、友達の話だから、共感し
ながら聞くだけです。
 でも、そういう話をたくさん聞くこと
は、知らない経験をしているみたいで、
ためになるんだわ・・・。好きや嫌いを
超えて、我慢しながらも継続できるだけ
の信頼関係を無意識のうちに築きあげて
いくことが大切なのね。継続は力なり。
 離婚するかしないかは紙一重。そして
結婚は紙一枚。そこにあるのは、今朝の
ドラマのように、一緒に幸せになろうと
いう「約束」なのかもね。「家」として
の親戚関係が希薄になっている今、危機
を感じたら、個として約束を守ることを
意識すると、良いのかもしれないなあ。

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# by akira_dai | 2017-09-29 13:48 | Comments(0)

 毎回、同じようなことばかり言ってるけど、
本当に、必要な人が必要な時に現れるよね。
それは私にとっては、先生だったり、仕事の
上司だったり、新旧さまざまな友達だったり、
ママ友だったりするわけだけど、振り返って
人生の節目を思い出しても、昨年からの色々
な人との再会を思い出しても、本当にそう思
います。
 だって、小学校の同窓会なんて、ちょっと、
(開催しようかな)と思いついただけで、後
押ししてくれる人と次々と繋がることができ
たし、それ以外にも、メッセンジャーで比較
的頻繁にやりとりしている人は、お互いに今、
何らかの理由で必要なんだと思います。そし
て、いずれ、いつのまにか嘘みたいに疎遠に
なるんですよ。過去を振り返れば、(あの時、
あんなに親しかったのに、結婚式まで行った
のに、今は年賀状さえもやりとりしてないな
あ・・・)なんて人がいっぱいいます。
 それでね、ちょっと前に、新たにつながっ
た学生時代の古い知人なんだけど、つながっ
たというだけで、まったく、やりとりしてい
ません。しかし、その知人とはつながってい
るだけで、何となく私自身が色々考えさせら
れるんだよね。
 実は学生時代に、私は本当に死んでしまお
うか、というくらい辛い時期があったんです。
死ぬまでしなくても、学校を辞めてしまおう
かというくらい思いつめていました。その時
に、その彼は、彼女がいるにも関わらず、本
当に親身になって話を聞いてくれたんです。
電話をして私がしくしく泣いていると、いつ
も駆けつけてくれて、長々とつまらない愚痴
を聞いてくれました。大変だったと思うし、
ものすごく鬱陶しかったと思うのに、いつも
同じ喫茶店に出てきてくれて2時間くらい話
を聞いてくれて、前向きなことを言ったり一
生懸命励ましてくれたり冗談を言って笑わせ
てくれたりしました。しかも金持ちだから、
お茶代も全部出してくれて・・・本当に申し
訳なかったなあ、と思います。当時、
「こんなことで死ぬなんてことは、ありえね
ー。あと、しばらく辛抱しろ。絶対にまた楽
しいことがあるんだから!」
と根気強く励ましてくれたのです。友達じゃ
ないのに、ただ、家が近いというだけで(笑)。
 今は彼とつながっているだけで、実際に話
すことはないのだけれど、子供のこと、病の
こと、他にも、色々うじうじ悩んでいたけれ
ど、当時の彼の励ましの言葉を色々思い出す
と、とにかくしっかりしなくちゃと思って、
二度とあんな風に誰かに甘えることはするま
い、と思って、頑張ろうと思うんです。
 必要な人が必要な時に現れる。特に話した
り会ったりしなくても、ある人とちょっと関
わるだけで、こんな風に自分の中で色々なこ
とを考えさせられる、そんな時に、神様って
いるのかもしれないなあ、と、本当に思うこ
とがあります。というよりは、皆の中に神様
がいて、色々なことを示唆したり教えてくれ
たりする感じでしょうか。
 きっと明日も私は友達と関わって、色々な
ことを考えると思います。

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# by akira_dai | 2017-09-27 23:49 | Comments(0)

退路を断つ

 今日は友達からちょっとした報告があって、
しみじみ良かったなあ、と思うと同時に、何か
を決断したり思い切った前進をするためには退
路を断つことが大切だなあ、と、思ったんです。
 私ったら、昔の友達から、
「お前はいつも守りすぎだ。」
と叱られるとおり、自分は何ら冒険はしないく
せに、悩んでいる人に対しては、無責任に背中
を押して、「退路を断て!」という意味のこと
を言ってしまうんです。例えば、仕事の愚痴が
止まらない人に対しては、
「そんなに嫌なら仕事をやめちゃえば?そうす
れば、転職活動に集中できる」
というようなことを言うし、家庭の愚痴が止ま
らない人に対しては、
「まずは家を出なよ。そうすれば、働かないと
いけなくなるから必死になるよ」
というようなことを軽々しく言うんです。そこ
で本気でない人は行動しないでしょう。そうい
う行動をする気がないならしつこく文句を言う
なよ、というところでしょうか?いえね、たま
に文句を言うなら良いんですよ。でも、あまり
にも、いつもいつも文句を言ってて、それが病
的だと、励ましているつもりが、ついつい、背
中を押して崖から落としちゃいますね。
 そんなえらそーなことを言っておいて、私は
といえば、外で愚痴を繰り返し言わない代わり
に、そんな思い切った決断もしません。多少、
ストレスがあっても我慢して、最も変化のない
道を進みます。だから、
「守りが堅い!冒険しろ!」
と言われるんだけれど、面倒くさいな~と思い
ます。そう、「面倒くさい」が私の人生訓。ダ
メだなー。何かを変えるのが面倒くさい。刺激
が面倒くさい。結構、気持ちはグラグラするん
だけど、ま、いっか、と。
 それで思い出しました。そういえば、私も退
路を断つ、という程ではないけれど、1つの転
機に、退路を断ったような気持ちになったこと
がありました。それは「結婚」ね。変化が嫌い
な私は、いよいよ、(もう一生、結婚しないか
もしれないなあ)と思ったときに、大勢いた男
友達のすべてと連絡を絶ったんですよ。それま
では、毎週のように遊ぶ男友達がいたのですが、
(ここは本当に1人ぼっちになって、結婚する
べきかどうか考えよう。)と思って、すべての
遊びを断り、一時的に全員と疎遠になったんで
す。その時に、男友達のうちの1人に対して、
「実は好きだったの!」
みたいな気持ちになれば、それはそれで良かっ
たのだけれど、幸か不幸か、そんな気持ちはま
ったく芽生えず、ただただ私は独りで休日を過
ごして、最初は辛かったけれど、だんだんと気
楽になって、(寂しいから結婚しよう)と思う
わけでもなく、ダラダラと仕事だけに邁進して
いたのでした。そのタイミングでパパと会った
のだから縁かもしれないなあ・・・ちょうど、
すべての男友達と疎遠になっていた時期。そん
な時期は私の一生で希なんです。
 というわけで、自分の寄りどころ、安心でき
る場所から一旦離れてしまう、というのも、重
要な決断をするためには良いことだと思います。
それってちょっと辛いけど、まさに一大決心を
する時、大きな転機ですね。転機か。何となく
50になったら転機かなあ、と思っていたのだ
けれど、体調が良くならないと、冒険はもちろ
ん、就職もできないなあ。結局、面倒くさいな
~・・で、また10年過ごしてしまうのでしょ
うね。つまらない?いえいえ、私の人生は優し
い皆さんのおかげで色とりどりですよ。

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# by akira_dai | 2017-09-26 22:25 | Comments(0)

 土曜日、飲み会の時、
「朝まで飲もうぜ!タクシー代くらい旦那に
出してもらえよ!」
と言われたので、
「うちはお財布が別だ」
と言ったら、
「え!結婚してるのに?どーして?」
と言われた。確かに世間、一般的には、主婦
が財布を預かって家計全体を管理するのが常
識なのかもしれないけれど、男性と同等に稼
いでいる女性の場合は、違う。実際、大学の
既婚友達は全員、財布が別だし、ローンの一
部も支払っている。
「相続や離婚する時に、自分の持ち分の家が
あると便利よ」
なんて言う友達もいる。中には、旦那が独身
時代に持っていたマンションのローンを「貯
金で私が完済しました」という友達もいる。
 というと、まさに男x2人の収入があるか
ら家計がとても楽なのだろうかというと、案
外、そんなこともない。何かの記事によると、
家計全体を管理している人が家族にいないの
で、老後に破産する例が多いし、共働きして
いる夫婦は時間がないから、タクシーや外食、
お掃除サービスを利用して「時間を買う」こ
とも頻繁にある。
 というわけで、私が、
「ローンも払ってるわよ」
と言ったら、男子から、
「え!旦那、ひもなの?ひもなんだ?!」
と、単細胞的なことを言われた。はーあ、周
りに、男性と同じだけ稼ぐ女が一人もいない
んだな、と、その一言でわかってしまう。確
かに、いくら世の中が変わったといっても、
今だに、そういう女子は一握りかもしれない
けれど、本当に大学の仲良し女友達は全員が
そうだから!!とは、面倒くさいから言わな
い。お金の話になると面倒臭いし。
 とはいえ、D大の女子全員を見渡せば、結
婚したり出産したりして退職した人が半数く
らいいるから、退職した人たちは、世間の一
般的なやり方で家計をやりくりしていること
だろう。その方が効率が良い。この私も7年
前にリストラされて、収入は3分の1以下に
減った。仕事が高校生の指導しかない頃は一
時的に扶養にも入ったけれど、その後、翻訳
の仕事を分けてもらえて、扶養から外れて保
険料もローンも十分に払えるようになって本
当に良かったな、と思う。意地みたいなもの
だ。意地といっても、世間や家族に対するも
のでなく、自分自身に対する意地ね。
 先日、久々に実家に帰ったら、母から、
「パートで稼いでいる主婦は、自分が旦那よ
り稼ぎが少ないことで後ろめたさを感じるこ
ともなく、堂々と旦那の悪口を言って、『旦
那の世話をしてやってるんだから!』という
態度で、お金を全部管理して、ランチだろう
がお稽古だろうが、自分の好きなようにお金
を使ってるわよ。あんたも、もう少し、そう
いう風に気楽になってもいいんじゃないの?」
と言われた。しかし・・・私はそういう女に
なるのが心底、嫌だったのだ。さらに、稼い
でいるというだけでふんぞりかえるような男
も嫌いだった。そのせいかどうかわからない
けれど、とにかく、私は、旦那の稼ぎに生活
のほとんどをあずけたり、自分が扶養に入っ
たりすることを後ろめたく感じる性分なのだ
から、忙しく働かなければならないのは仕方
がない。貧乏性だ。扶養されるなんていう立
場になったら、友達とのランチ1つ付き合う
のも億劫になるし、自分の物ものびのびと買
うことができないし、旦那の悪口なんか絶対
に言えない、と思う(今も、ほとんど言わな
いけど)。
 逆に、旦那の扶養に入りながら、文句ばか
り言っている人を見ると、(いいご身分だな
あ・・・すごいなあ)と、これは嫌味ではな
く、本当に羨ましく思う。もっとも、彼女た
ちは、私よりもずっとたくさん、家事や育児
に時間を割いていて、(旦那は仕事以外、何
もやらない。家のことを放置している。)と
いう気持ちらしい。私の場合は、家事も育児
もしないから、その分、仕事をして(ダメな
私を勘弁してね)という気持ちなんだろうと
思う。
 それにしても、
「旦那はヒモなの?」
とは単細胞すぎる。そりゃ、ローンを払って
いる女子が一部であることはわかっているけ
れど、彼の世間だか世界だかはものすごく狭
いのだろう。このご時世、世の中には色々な
人、色々な女子がいるんだよ。大卒で男と同
等に稼いでいたら、家計が困っていようとい
まいと、当然、ローンも払うんだよ、大黒柱
2本みたいなもの。さらに、それが効率が良
かったりするの。そこをわかれよ、と、腹立
たしく思った次第でした。家計ね・・・うち
は管理していないから、これから大変になる
んだろうなー(涙)。何でも一長一短ですよ。

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# by akira_dai | 2017-09-25 09:24 | Comments(0)

 昨晩は、いよいよ小学校のクラス会のお店を
決めるために荻窪で、幹事メンバーの一部と待
ち合わせて、あらかじめ興味のあったお店を回
ったのです。
 最初は腐れ縁のG人と私と親友の3人で、南
口の小さなお店を物色しつつ、当初からターゲ
ットだったイタリアンに行って、ここがなかな
か雰囲気が良かったのでほぼ決定という空気に
なりましたが、一応、全然違うタイプの居酒屋
も見ていこうということになり、3人で移動。
その移動途中で、地元にいるAに電話をして、
「今、飲んでるから暇なら出て来いよ」
と誘って、西口にあるその居酒屋に腰を落ち着
け、途中からAも合流して、結局、いつものメ
ンバーで、いつものノリで飲んで喋って、2軒
目は下見というよりは単なる飲み会になってし
まったのでした。
 今回は前回の下北沢みたいにやたら飲み過ぎ
たり、朝まで大騒ぎという雰囲気にならなかっ
たので、少しは会話らしい会話になり、私はA
とGの話を聞きながら、(結構、記憶からスッ
ポリ抜け落ちていることがあるんだなあ)と、
本当に驚きました。
 そのスッポリ抜け落ちている話とは、Aがあ
る宗教に勧誘されて部屋に軟禁され、3時間も
4時間も、信者たちに囲まれて懇々と説教され、
そこから逃げ出すのに大変な苦労をしたという
話です。
「あった、あったね!」
とそこまでは私は簡単に思い出せました。当時、
18歳あるいは19歳だったでしょうか。その
勧誘の直後にAとGが私の自宅に来て、
「今日は宗教の勧誘でまいったぜ!」
とAが半分、自慢のように
「こうなって、ああなって、こう言ったら、あ
あ言われて、、、」
と、怒りながら笑いながら話してくれたことを
鮮明に思い出したのです。
 しかし、私がすっかり忘れていたのは、その
勧誘した人が誰だったのか、ということです。
「あの時はXのやつが、その宗教にはまってい
て、本当に心配したよな!」
と男子2人が苦笑しているのを聞いても、私は、
全然思い出せなかったのです。
「え?あれってXがはまってたの?」
「そうだよ。俺は、その宗教には、Xに連れて
行かれたんだよ。」
と煙草をふかしながら苦笑するA。私はそれを
聞いてもイマイチ、ピンときません。
「そうだったっけ?そういえば、そんな気もし
てきたけれど・・・」
・・・当時、AとGはしょっちゅう私の家に来
ていて、たまにXもそのメンバーに加わること
がありました。そうか、そのXが宗教にはまっ
ていたのか。その話も聞いているはずなのに、
本当にすっかり忘れていたなんて、ちょっとシ
ョック。
 それからは、Xがいかにピュアで、ある意味
バカで真っ直ぐで、
「どれだけ、俺たちに心配をかけたか」
という話で盛り上がったのです。Xの家が、薬
の取引に使われてテレビにうつったとか、警察
に引っ張られた、とか、結婚のなりそめも普通
ならありえない話で、
「もうね、本当に、あいつバカなんだよな!」
と、AとGはお互いに頷きながら笑っていまし
た。
 そんな彼らを見ながら、私は、小学生時代か
ら続いた、彼らの長い長い友情を見て、マジに
目頭が熱くなる思いでしたよ。いいねえ、子供
時代からの友達ってのは。そんなこんなの良い
こと悪いことのすべてを超えて、良いところも
悪いところもすべて理解しながら、今でも仲良
く付き合っているんだから。そこに片足を突っ
込んでいる私や親友も幸せ者だねえ・・・。
 でも、そんな奴らだから、時々、腹立たしい
ことも言うのよね。
「akiraは頭のいい男が好きなの?」
(そんなことはない)
「akiraは、昔からいつも常に、守りが堅いの?」
(そう見えるだけだ)
「akira、ちょっと太ったんじゃねーの?」
(それは否定できないが、この1カ月で痩せた
んだ!)
などなど・・・余計なお世話だわ!何も知らない
くせに!大体、どうして、いつのまにか、下の名
前を呼び捨てにしてるんだ?放っておいてくれ!
 そう、彼らは、私が一緒にいた頃、18歳の頃
からずーーーっと今まで32年もの間、切れずに
親しくつるんでいたかもしれないけれど、私はそ
の後、会社に入って忙しくなって、彼らと離れて
いた30年近くの間に、彼らの知らない色々なこ
とがあったし、色々な人と色々な付き合いをして
きたんだからね。どんな男が好きだとか、守りが
どーの、とか、あなたたちにわかるはずはないの
よ!と、ちょっとムッとしたりして・・・でもね、
ムッとしながら、今迄ずっと、切れずに一緒にい
た、AとGとXの3人が、お互いに
「どれだけ心配したことか・・・」
と、あんな事件やこんな事件を乗り越えてきたこ
とがちょっと羨ましく感じましたよ。私にはそこ
まで長く寄り添ってきた、すべてを知っている友
達はいませんからね。この年になるまで、子供時
代(AとGは小3から一緒)、さらに青春時代、
さらにさらに老年時代(?)まで、すべてを分か
ち合いながら付き合ってきた友達がいるって幸せ
なことですね。

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# by akira_dai | 2017-09-24 22:49 | Comments(0)

恋のから騒ぎ

 芸能人に関わらず、私は不倫に関する記事
や噂については、
「どうでもいい、個人の問題」
と言いながら、話題の対象になっている人間
の生き方については興味深いな~と思ってい
ます。そういう人間を糾弾する側の人間は嫌
いだけれど、そういう間違いを起こしてしま
う人間って、人間らしくて面白いな~と、読
書家として思うわけなんです。そして、それ
をそうっとしおけない世間、えらそうに批判
する世間に対しては、温かみのない偽善者み
たいで嫌だな~、と思って、
「自分には関係のない個人的なことだから、
放送や記事で批判しないで。」
と思うんです。昔、谷崎潤一郎氏と佐藤春夫
氏の間で、妻を交換するというスキャンダル
があったでしょう。ああいうの、伝説的で面
白いしロマンがあるなあ!と思います。
 というわけで、テレビ、ネット、週刊誌で
そういう話題を目にするたびに、我が家では
「どうでもいい。当事者どうしで話し合えば
済む話。」
と言いながらも、つい、夫婦で妄想して、例
えば、パパが、
「斉藤由貴と俺が不倫してたら、どーする?」
なんて言うわけ。私は反射的に答えました。
「自慢するね。ママ友に悩みを相談する体で
自慢!」
「だよなー、自慢だよな~」
「すると、ママ友たちはきっと同情する体で
うらやましがると思う!だって、パパだって
私が福山雅治とそういう関係になったら自慢
するでしょう?」
「するする!『まいっちゃったよ~、うちの
奥さんが福山に目をつけられちゃってさ!』
と落ち込んだフリして」
 そうだよね、相手が芸能人だったら自慢だ
よね。でも、
「相手が高橋一生さんだったら、どーする?」
ときいたら、それはダメなんだって。理由は、
「まだ、あまり売れていないから」
・・・んー、ステータスが上の人なら「自慢」
なのか?
 ステータスかどうかはわからないけれど、
会社にいた時、そういう話は珍しくありません
でした。社員どうし、派遣さんと社員、特に、
専業主婦だった人が久々に派遣さんとしてやっ
てくると、夫がいても、わかりやすいくらいに
社員に夢中になってしまうことがあります。そ
の点、社員どうしだと冷静で密やかで、親しい
周りの人間しか知らなかったりします。女性が
社員であろうと派遣さんであろうと、不倫とい
う事態に対する周りの反応は、当事者のキャラ
によって変わり、
「大人だから色々あるよね」
と理解を示す場合もあれば、
「中学生みたいで感じ悪いよね」
と眉をひそめる場合もあります。女性のキャラ
と恋愛に対する姿勢によって反応が変わるので
す。
 いずれにせよ、主婦が久々に社会に出てきた
場合には、外資の社員はキラキラと見えるんだ
ろうなあ。高級なスーツを着て、優しくて、面
白くて、ちょっとオシャレな店で奢ってくれる
し、女子の扱いがスマートだし・・・って、私
はそんな風に扱ってもらえませんでした。女で
はなく「同士」ですから。そもそも私自身が、
女性に対して優しくて面白くて奢る立場だった
からね、まじに。
 私の知っている、派遣さんと社員の組み合わ
せは、そう多くはないけれど、派遣さんが全員
離婚しました。中には不倫相手とめでたく再婚
した方もいらっしゃいます。あんなにすぐに再
婚して裁判にならないのかな?不思議すぎてそ
こが知りたい。社員どうしでも、不倫どうしが
再婚して、妻と恋人の立場が入れ替わったなん
ていうパターンもあり・・・つまり、どっちが
本命かなんてことはあって無いようなものです。
紙きれ一枚の問題なんだから。
 というわけで、ちょっと前に、後輩と飲んだ
時に、
「奥さんに浮気されたんだ。経済的に厳しいか
ら、働きに出たら、その会社の同僚と浮気して
たんだ。」
という話を聞いて、
「奥さんって何歳?何年、家にいたの?」
ときいたら、
「10歳年下で、12年くらい家にいた」
と言うのでね、
「それ、よくある話だね。」
と言ってやりましたよ。10歳年下、つまり、
39歳。27歳から12年間、家にいて、ずっ
と旦那と子供の世話。それから久々に派遣とし
て社会に出たら、男性という男性が素敵に見え
るんじゃないの?何しろ、主婦って、
「○○君のパパってカッコイーわよね」
なんていう話題が出るくらいですから。誰かの
パパがカッコイーとか・・・私には全然、理解
できないんだけど。
 でも、そういう間違いを起こしてしまう人っ
て人間として魅力的だなあ、と思います。あん
まりチャラチャラして遊びだと割り切られると、
(もう少しドロドロ、深刻に真剣になれよ)と
思うけれど、恋愛話は面白いですよ。批判しな
ければね。
 奥さんに浮気された彼も、まあ、そこは穏便
に許してやりなさいよ、と思うのだけれど・・
・なかなか難しいようですね。他人事だね~。


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# by akira_dai | 2017-09-23 00:17 | Comments(0)

別れの予感

 おはようございます!おお!爽やかだ!
秋だ!そして私は四季の中で秋が一番好だ!
しかし、秋は別れの季節だ!・・・なんて
台無しなことを書いてどうする!いや、本
当に正直、別れの予感におセンチになって
いますよ。
 星占いによると、今年は公私ともにモテ
期のせいか、7月くらいから仕事が激増し、
難易度もアップ。毎日、デスクにかじりつ
いて英語ばかり読んでいます。そのせいで
大好きな皆さんとの交流も激減し、落ち込
む・・・暇はありません。だって同窓会の
準備もまだ進行中なんだもの。事務的な連
絡がバンバンきます。
 それで、昨晩も、夕食の片付けが終わっ
て、くつろいでいたら、チリンチリン、端
末という端末が鳴るわけ。年頃の息子がリ
ビングに寝ころびながら、
「は~あ、母ちゃん、相変わらずモテるな
あ!」
と嫌味ったらしく爆笑するのを尻目に、
「これはモテるのではない。同窓会の連絡
だよ!ま、本当にモテるけどね~♪」
とおちゃらけながら端末を見ると、
「akira先生、akira先生、オンラインです
か?」
と幹事メンバーのメッセージが通知されて
いて・・・オフラインに決まってるだろ!
と思ったけれど、会場の下見の話があるか
ら出たんです。「何用じゃ?」という感じ
でね。
 さらに、もう1人、別の同級生が同窓会
ページで盛り上がっていて明らかに私の反
応を待っている感じでコメントがばんばん
付くので、そちらにも多少、反応しつつ、
幹事どうしで下見の打ち合わせをしつつ、
何となく同窓会ページにアップされた古い
写真を見ながらお互いの子供時代およびバ
ブル時代の姿をからかいつつ、それはもち
ろん楽しいんだけど・・・ラインもFBもテ
ンション高すぎです。皆、このテンション、
11月までもつの?私、ちょっと疲れぎみ。
肝心の当日にダウンの可能性、高し。
 それで「もう落ちるよ!」と言って端末
を閉じて、そこで別れの予感ですよ。ああ、
7月に幹事メンバーで飲んでから、あっと
いう間に9月も終盤。思えばあの時は暑か
ったのに今やすっかり秋。同窓会は11月
だから、7月から考えると、まさに現在は
「真ん中」に位置するわけで、あっという
間に当日はやってくるなあ、そしたら、こ
んな賑やかな毎日は去り、「いつのまにか」、
私の大事な貴重なそして希な、人生最後の
モテ期(?)は去って、お婆ちゃんになっ
ていくのよ・・・と、来月に誕生日を控え
ていることもあり、おセンチな気持ちにな
ったわけ。
 それで取り残されたかのようにFBの同
窓会ページにアップされている、古い古い
写真の上の子供時代を見ていたら、ああ、
胸にこみあげるノスタルジックな気持ち。
懐かしさ、写真のメンバーに会える嬉しさ、
もう二度と会えない人たちへの思慕、そし
て、早くも別れの予感です。
 そのタイミングで息子からクールな一言。
「母ちゃん、同窓会が終わったら、もぬけ
の殻だな!がっくし、くるな!」
・・・それを言わないで。あなたは中間テ
ストの勉強をしていればいいの。私の寂し
い気持ちはそうっとしておいて!
 そう、なるべくテンションも活動もおさ
えぎみにしているけれど、同窓会が終わっ
たら「がっくし」くるに違いない。さらに
息子の中間、期末が終わったら鬱も加わる
だろう。でもさ、もしかしたら、これが最
後の大きい集まりになるかもしれないし、
がっくしくることがわかっていても、当日
までは全力を尽くしますよ。別れることが
わかっている恋に燃え尽きるように(爆)。
 でも燃え尽きる前に、小学校メンバーだ
けでなく、学生時代の女友達にも会いたい
のよね。このモテ期を同窓会だけに消費し
ないように、うまく活かしたい・・・あと
3ヶ月しかないんだもの。まずは下見を終
えてからですね。久々に体調が上向きな、
この秋。独りのおセンチな時間も上手に過
ごして、大好きな秋を大切に過ごしたいで
す。おセンチ・・・死語だなあ。

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# by akira_dai | 2017-09-21 09:00 | Comments(0)

 いつも言ってるけれど、友情であろうと恋愛
であろうと、お互いの気持ちや距離感が近い方
がうまくいきますよね。どちらか一方が、やた
らベタベタしたり、あるいは、やたら距離をと
りたがったり、と、偏りがあるようだとうまく
いきません。実は夫婦も、どちらか一方が好き
すぎるよりは、お互いに好きでも嫌いでもない、
極端に言えばお互いに嫌いな方がうまくいく気
がします。バランスだね。
 それを相性というのかどうかはわからないけ
れど、中には、性格的にものすごーーく距離が
近かったり遠かったり、という、極端な人もい
るよね。私はどちらかというと、距離を長めに
とる方だと思うんだけど、どうだろう?まず、
近寄り難い空気を醸し出しているし、実は、親
しいと思われている人にも案外、自分のことは
喋っていないと思うのだけど・・・。
 で、どうして、こんな話題を出すかというと、
先日、電話で話した男友達から、昔々、ある男
子に「切れられた」という話を聞いたからなん
です。「切れられた」、つまり「怒りを買った」
というからには理由があるはずですが、彼には
納得がいかないようでした。
「そんなことで切れるか?」
という些細なことだったわけなんです。私はそ
の切れた方の男子も知っているので、
「うーん、おかしいな。そんなことで切れる人
じゃないと思う。」
と言ったんだけど、
「それはakiraが女だからだよ。」
と言う。いや、違うと思う。何というか、、、
何かが不自然なんだよ。その話の内容に情報が
不足しているというか。
 でも現場にいなかった私がとやかく言う資格
はないし、「そりゃ、大変だったね」という程
度に聞き流していたわけ。そして何だかんだと
他愛ない話をしているうちに、(何だか、すご
---く仲良しの親友みたいに喋ってるな)と
思って、それは私にとっては問題ではなく、む
しろ微笑ましくて楽しいんだけど、ハッと、先
ほどの
「切れられた」
ということに結びついたんです。
「ねえねえ、何か、○○(相手の名前)って、
人に対してフレンドリーすぎるんじゃないの?」
「え!どうして?」
「今、話していて思ったんだけど、こちらが思
っているほど、あちらはこちらを親しいと思っ
ていないことがあるでしょう?そういうことを
考えないで、自分が大好きだと親しげにして、
親友みたいに振舞っちゃうというか、馴れ馴れ
しくしちゃうんじゃないの?」
「あ!そういえば、よく、人から『距離が近い、
近い!』って言われるんだよ」
「さっきの切れた男子も、そこまで親しくない
と思って不機嫌になっちゃったんじゃない?」
「なるほどね~」
「私もあるんだけどさ、相手はこちらが思って
いるほど、仲良しだと思ってくれていないこと
もあるんだよ、きっと。」
と、まあ、そんな話をダラダラして笑っていた
わけなんです。
 それで電話を切ってから、自分は距離をとる
方だと思っているけれど、相手によってはそれ
もわからないなあ・・・難しいなあ・・・と思
ったの。相手の方は、私のことを「知人」くら
いに思っているのに、私の方は相手のことを友
達として扱って、ずかずか踏み込んだり、逆に
自分のことを話しすぎたりしていることがある
のではないかと。基本的には相手が積極的に話
さない限り、ずかずか踏み込むことはしません
よ。でも、本来の人見知りの自分を隠すために、
敢えて馴れ馴れしく振舞うことはあるかもしれ
ないなあ、とか、色々な友達の顔を思い浮かべ
ながら考えてしまいました。そんなことを考え
ながら他人と付き合っていたら、それこそ病気
になっちまいますね。
 というわけで、深くは考えないけれど、夫婦
も恋人も友達も同じ重みで両想いだと上手くい
くんだな~と改めて思いましたね。たぶん、重
みが同じで、お互いの距離が縮む速度が同じだ
と長く続くのかもしれないね。ん?逆もあるの
かな?相性が良いと急接近するし、相性が悪け
れば最初から近付かない、そういう面もあるか。
そういえば、嫌いな相手から接触があったら、
なるべく速く話を切るし、連絡を絶つもんね。
面白いな~。
 それにしても、誰にでも「近すぎる」人って
どうよ?うざい時もあるけれど、なかなか魅力
的だよね。そういう人って警戒されることもあ
るけれど、人の懐に入るのが上手いのよね。
「また、電話させてもらうから」
と言われた時には苦笑したけれど、愛すべき末
っ子キャラクターだと思います。長子である私
には真似できない技だなあ。そんな風に積極的
に人に接触できないよ。遠慮しちゃいますよ。
私のような独りぼっちキャラには、彼のような
馴れ馴れしいキャラが必要なのかも。そういえ
ばママ友にもD大の女友達にも、そういうキャ
ラがいるなあ。最初は(近い、近い、近い!)
と思うんだけれど、結局、仲良くなってるの。
これが相性なんですかね?面白いなあ・・・。
 そして人に気軽に近付けないくせに寂しがり
屋の私は、明るいマイペースな彼らが本当に羨
ましいです。色々な人がいるものだなあ。

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# by akira_dai | 2017-09-20 14:35 | Comments(0)

 最近、同窓会関係で、どうしても古い友達との
やりとりが多いので、パパと、
「その子はどんな子だったの?仲良しだったの?」
という話になります。
 女友達は披露宴にも来ているし、子供が生まれ
た時には自宅にお祝いに来てくれたし、で、パパ
も顔を知っている。話したこともある。というわ
けで、色々な意味で、やはり、男友達について説
明しなければいけません。大学の男友達はよく知
っているんだけどね。
 さすがに、しょっちゅうメッセージのやりとり
をしたり、話題に出したりしている幹事仲間につ
いてはパパも大分、覚えてきて、古いアルバムを
一緒に見ながら、
「これ、A君だろ!はははは!そのままオジサン
になってるなあ!」
と一目でわかります。パパがわからないのは幹事
ではない、時々、ラインでやりとりをする同級生
男子です。それで説明しているうちに、ふと、
(ああ、私って、小学校でも中学校でも、幼い系
の男子にいじられるタイプだったなあ・・・)
と、つくづく悔しいような残念なような気持ちに
なるんです。だって、比較的親しい男子について、
当時のことを説明すると、親しいというよりは、
「いじめられてた」
とか
「物を盗られてた」
とか
「からかわれてた」
とか、そういう話にしかならないんですから。対
等な友達じゃないんだよなあ・・・。
 子供のときの話だから、そういう話をすると、
当然、パパは
「それ、好きだったんだろうなあ」
と言うんだけど、微妙に違う気がするんだなあ。
好き、というよりは、いじると反応が面白いとい
う感じだった気がするのです。それで、パパにき
いたんです。
「例えば、男子に物を盗られて逃げられたとする
じゃない?私は、そういう時に徹底的に追いかけ
るわけよ。そして絶対に追いつけない。当時、走
る速さには自信があったけれど、やはり男子には
かなわなくて、、、それを毎日、繰り返すわけ。」
 そう、小学生の時、私は小さい割には足が速く、
リレーの選手にはなれないけれど補欠程度にはな
れるくらい速く走れました。だから、男子でも、
私より遅い子がいたんです。しかし、私をからか
うような男子には絶対に追いつけなかった・・・
そのうちの1人にそれを言ったら、
「俺、リレーの補欠ね、補欠!」
と言われて爆笑。お互い補欠だったのか。そりゃ、
男子の補欠と女子の補欠じゃ、男子の方が速いわ
けですよ。
 そんな事情を聞いてパパは楽しそうに笑いまし
たよ。
「そりゃ~、男子は楽しいな。女子が追いかけて
くれるんだから。」
「だって、物を盗られたんだから、しょーがない。
追いかけずに、取り返さずに、どうすれば良かっ
たんだろう?どうすれば、盗られずに済んだんだ
ろう?」
 パパは少し考えて言いました。
「普通の女子は、泣くとか、『先生に言いつける
わよ!』とか言って、本当に先生に言いつけるん
じゃないの?あるいは、もっと大人の女子だった
ら無視だね。どーせ、大したことはできないだろ
う、って無視するんだよ。それ、やられたら面白
くないから、男子は二度とそんなことしないよ。」
 え!!そうなの?男子ってそういうものなの?
しかし、当時の私は主張というものが一切、でき
ない子だったんですよ。実は今も苦手です。声の
でかい人がいたら、面倒くさいから、
(ま、いっか)
と黙ったり賛同してしまう方です。
 で、当時、先生に言いつけるなんてとてもとて
もできない子だったから、『言いつけるわよ』な
んて絶対に言えませんでした。自分が言いつけた
せいで誰かが怒られるのも、ちょっと気まずいし
・・・そして当時の私は泣き虫で、しょっちゅう
主張できないがために泣いていて、それを親や先
生から「しっかりしなさい」と言われ続けていた
ので、物を盗られたくらいで泣くわけにはいきま
せんでした。それで地の果てまで追いかけるぜ!
という気合で追いかけて物を取り返そうとしてい
たのだが・・・パパに言わせると、
「そりゃ、男の子にとっては楽しくてしょーがな
い『遊び』だよ。」
と言うのです。えー、私にとっては『いじめ』に
近かったんだけどなあ・・・。パパは遠い目を
しながら、
「主張のできない女子を狙っていた可能性もある
けど、いずれにせよ、その追いかけっこが楽しか
ったんだろうなあ・・・いいなー、それ。女子が
ずーーっと追いかけてくるなんて、、、うふふ。」
だって。
 ふーん、あれは遊びだったんだ、そうだったん
だ。小学校でも中学校でも、奴らにとっては遊び
だったなんて、何だかこの年になって、衝撃的な
真実!という感じ。そうか、だから、他の同級生
は、私が必死に取り返そうとしているのに、誰も
助けてくれなかったし、
「先生に言いつけるわよ!」
と味方にもなってくれなかったのかも。もしや、
楽しく2人でイチャイチャ追いかけっこしている
ように見えたのかなあ・・・ああ、それも衝撃的!
1回だけ、泣けば良かったなあ・・・と、30数年
も経った今にして、誠に悔しく思ったのでした。

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# by akira_dai | 2017-09-19 23:19 | Comments(0)

 3連休が終わってしまいましたね。東京は台風
が大したことなくて良かった、良かった!・・・
という話を、今日、挨拶ついでにご近所のスナッ
クのママが私に、ふってきたんです。
「大したことがなくて良かったわね」と。
「は?何がですか?」
「台風よ、台風!」
「ああ!良かったですよね~」
という感じです。で、そのスナックのママの話ね。
 私は、基本的に人見知りで、自分からなかなか
積極的に話しかけたり自己開示したりできないの
ですが、ちょっとしたきっかけがあって、相手が
こちらに好意的であれば、その相手にちょっと癖
があっても仲良くできるタイプです。基本的に人
が好き、とは言えないけれど、職業や見た目や、
場合によってはちょっとした悪行があっても、私
に対して問題がなければ、色眼鏡で見るようなこ
とはありません。
 だから、昔から、(え!akiraって、あの人と親
しかったの?)という意外な人と実は親しかった、
なんてことがあるのです。属しているグループが
ないから、親しい人がバラバラだし、バラバラな
だけに内輪の話が近場に漏れないところが楽なの
でしょう。基本的に独りだしね。
 そして、そのスナックのママですが、ご近所で
は少々浮きぎみ、、というか、とにかく見るから
に「ママ」なので、いわゆる、学校のママ友たち
は見て見ぬふり、というか、話しかけられないと
いうか、まったく交流がありません。かつては私
もそうでした。もう60過ぎだと思われる彼女は
腰近くまで長--い茶髪のスバージュで、お化粧
もそれなりに濃く、いつもロングスカートに赤や
ショッキングピンクのカーディガンをはおって、
時々、店の前で酔っ払い爺さんを説教または介護
しています。
そのスナックは昼から開いていて、地元の爺さん
たちの憩いの場になっており、カラオケの声が聞
こえることも珍しくありません。
 昔、まだ私が車の運転に慣れていない頃、雨降
りの日に保育園まで行くのが大変でタクシーを使
ったことがあるのですが、その時に、タクシーの
運転手さんに言われたものです。
「あそこのスナックさ、いつも酔っ払いが正体な
くして、それを帰すためにタクシー呼ぶんだけど、
それで路駐すると迷惑になるじゃない?しかも、
なかなかお客さんが出てこなかったりして、出て
くると、ベロベロに酔ってるわけよ。警察が来た
こともあるし、ちょっと、ろくでもないんだよ。」
と。
 その時、私は「ふーん」「へーえ」と他人事で
聞いていたんですが、それからだいぶ、時が経ち、
通勤があまりにも大変なので、そのうち自動車通
勤を決意して、車を運転するようになりました。
そしたら、ある朝、出勤前に保育園に息子を送ろ
うとエンジンをかけた時に、アクセルを踏んでも
踏んでも車がちょっとしが進まないわけ。それで
も何とか、そのスナックの前あたりまでは進めた
が、、、もう限界。ずるずるずる、、という感じ。
 そこに出てきたのが、その「ママ」です。
「パンクしてるわよ、パンク!」
と教えてくれて、その上、
「お姉さん、仕事なのね?じゃあね、知り合いに
車のプロがいるから、パンクを何とかしておいて
あげる。本当に専門家よ。だから、まずはその子
を保育園に預けてきなさい。」
と言って、中途半端な場所に停めてある私の車を
預かってくれたのですよ。今、思えば、そのまま
車を盗られる可能性もあったか?でもご近所だか
ら、それはないよね。ともかく、そうでなくても
朝のママは大変なんです。いっぱいいっぱいなん
です。何も頭が回らず、言われるままに、
「ありがとうございます!行ってきます!」
と、慌てて車を乗り捨てて、電車に乗って保育園
に行って、40分くらいしてからその場所に戻っ
てきました。そしたら・・・
 車は邪魔にならない場所に移動されてて、その
上、スペアのタイヤを履いていて、動けるように
なっていたのです。パンクしたタイヤは後部席の
さらに後ろに積んでありました。ママは、
「これはあくまでもスペアだから、時間のある時、
できるだけ早く、ちゃんとしたタイヤに変えるよ
のよ。」
と言って、会社へと急ぐ私を見送ってくれました。
会社にはちゃんと間に合ったんですよ。まさか、
そんなトラブルがあったなんて信じられないくら
いにスムーズに出社できたんです。
 それからは、もう、本当に頭が上がりません。
朝も昼も夜も、会うたびに挨拶ですよ。時にはお
天気の話もします。「お子さん、大きくなったね」
なんていう声もかけてくれます。時々、たまたま
近所のお婆ちゃんやママ友と一緒の時に、その
「ママ」と親しげに挨拶を交わすと、一緒にいる
友達の方はちょっと引いたりして。
 見た目は近寄りがたいけれど、「ママ」はとて
も良い人、親切な人です。あれから12年も経っ
たけれど、いまだに、
「こんにちはー」
「今日は暑いねー」
と手をふったり、頭を下げたりして、きっと、ご
近所の皆さんは、(どうして、あの2人が?)と
不思議に思っていると思います。不思議な縁があ
るものですよ。そして、あの夏は、我が家の車は
3回もパンクしたんです。私が病気になって休職
する直前にね。「休め」というメッセージだった
のかな、、という話は前にもしたけれど、また、
今度、別の機会に。 

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# by akira_dai | 2017-09-18 23:39 | Comments(0)

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。