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教授 お祝い会

 私が属していた大学の研究室は、OBの結束が固く、当時の
教授先生や助手先生(今は教授を経て既に退官)に何らかの
イベントがあると、お祝いと称して、集合がかかる。
 自分で言うのも何だが、私は結構義理がたく、こういう集まり
にはなるべく参加しているのだが、いつ行っても私の同期は
誰もいないし、そのたびに、まるで私の責任みたいに、
「AKIRAさん、同期にちゃんと注意しておいて!」と先輩に叱
られるし、ここ数年は体調が悪くて電車に長く乗れないことも
あって、欠席していた。
 が、このたび、79歳になる当時の担当教授が叙勲され、そ
のお祝いに、ということで招集がかかり、体調がかなり良いこ
ともあって久々に参加することにした。
 はたして、会場は、男性、しかも、おじさんというよりは、そろ
そろお爺さんに近い方々ばかり。立食パーティーで、私はな
すすべもなく隅っこでポツンとしていたところ、やっと、私の会
社を退職した先輩や、1,2年上の当時の大学院生を見つけ、
しょうもない近況をべらべら喋っていた。
 そこへ、案の定、司会の偉い人、この方が某大手通信会社
の取締役で、目つきがとても怖いのだが、彼に片手で呼ばれ、
「AKIRAさん、ご苦労だけど、花束贈呈係ね。」
と来た。そう、私はいつでもどこでも紅一点の女。とはいえ、我
が研究室にだって、歴代では勿論、他に女性がいたのである。
が、今日参加している女性は私だけ。きっと、その役が来ると
確信していたよ、とほほ。
 実は、ちょっと前に、助手先生の退官パーティーがあり、その
時はとても外出できない状態で、「体調が悪いから欠席」と返事
をしたのに、幹事から、何回もメールで、
「AKIRAさん、ちょっとだけでもいいから、何とか参加できない?」
と、失礼なほど、しつこく誘いがあったのだが、思えば、あれも、
花束贈呈係と決めていたに違いない。紅一点は辛い。
 そして、今日は2時間のお祝いの後、最後に花束贈呈。しかも、
突然、一言。100人の偉い先輩や教授、博士たちの前で、演台
に立って5分ほどお祝いのご挨拶。
 我が社を数年前に退職した先輩が、
「いやー、AKIRA、スピーチ慣れてるなあ!」
と感心してくれた。確かに、最近、スピーチをする度に、私って、
会社でスピーチの訓練受けました、って感じだよなあ、と思う。
内容はともかく、全然あがらない。
 とにかく、今日は、電車で遠出出来たし、その結果、無事に
大役も果たせたし、すべてが良かった。そして、15年ぶりくら
いだろうか。先生とも会えて良かった。
「もう79だから、皆さんの前で話すのは最後」
と、先生は弱気だったけれど、 年長のお世話になった方々が、
病気になったり亡くなったりするのは寂しい。ぜひ、まだまだ
元気に頑張ってほしいな、と思ったのであった。
by akira_dai | 2009-09-25 23:33

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。