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家族色々

 同じ病室になった家族だち、それぞれの会話がとても
面白い。家族模様というか、親子関係というか、それぞ
れのもつ雰囲気がみんな、それぞれだ。
 お隣の小6のお兄ちゃんの母親はすごく元気で、黙っ
ていることがなく、いつも喋っている。インフルエンザが
発症して息子が倒れたときのことを喋っていたと思うと、
次の瞬間には退院後のお受験のことを喋っている。そ
れが終わると、今度は、あっちの病室に知っている人が
いたとかいなかったとか、やれ、今、学校は学年閉鎖で
大変で退院しても通学できないじゃん、と笑いだしたり、
とにかく、テンションが高いのである。そのうち、病院食
が配ぜんされると、「これ、おいしそうねーえ。」と盛り上
がる。太っているから、お母さんが食べたいのかな、と、
最初は思ったのだけれど、そのうち、息子さんを励まし
たいのだな、と、気がついた。いいお母さんである。
 隣の小1の男の子のお父さんは暗い。子供が重症肺
炎で危なかったこともあるが、いつも医者の悪口を言っ
ている。こんな病院は信用できない、とも、誰かをつかま
えては話している。私はつかまらないように、いつも隠れ
ているのだが、お父さんの気持ちはとてもよくわかる。が、
子供の前でそういう話をしない方がいいのでは、と思って、
やきもきしながら聞き耳を立てている。
 もう一人の一年生のお母さんは、とてもしっかりした上
品な感じの人で、ほとんど喋らない。黙って、やるべきこ
とをやっている。そして、たまにお母さんが部屋を離れる
と、子供は一人で勉強をしている。時には食事も一人で
している。お母さんがしっかりしていると、一年生で病気
でも、あんなにしっかりできるのかあ、と、感心する。家
の子が来年、ああなれるとは思えない。
 そして、家の子は一番甘えん坊である。既に1週間、
他の病院で苦しんだこともあり、自分の肺炎が治るかど
うか不安で仕方がない。また、少々元気が出てきたゆえ
に、入院が退屈で寂しく、めそめそしている。何回も何回
も同じことを言葉を変えて言い聞かせるのが、私である。
 親も子供もそれぞれ。そして、皆、回復してきた。全員、
元気に退院したいものだ。
by akira_dai | 2009-10-28 23:06

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。