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情けない我が子

 今日は子供の初水泳教室。電車に乗って駅に着くまでは
はりきってにこにこしていたが、いよいよプールに着いた
途端、突然泣き出して、
「いやだ!プール、入りたくない!」
と発狂する我が子・・・ああ、また始まった。4月に入学
した時も、こんな調子で教室前で大騒ぎし、私が一緒に登
校して先生に引き渡す儀式がGW明けまで続いたのである。
引き渡すといっても、子供が私にぎゅーっと手足で猿のよ
うにしがみつくので、先生は指の一本一本をはがさなくて
はならなくて大変だった。久々によみがえる悪夢・・・。
 こりゃ、いきなり辞めなきゃいけないか?と思っていた
ら、コーチが来てくれて、プール行こう行こう、怖くない、
と引っぱってくれた。それでも抱きついてしまって離れな
い息子を私が何とかロッカーまで連れて行き、着替えも全
部私がさせて、その間も、
「オレは本当は来たくなかった」
と泣いている。
 それでも水着に着替えたら覚悟が出来たのか少し落ち着
いて、コーチに手を引かれてプールサイドへと移動してい
った。本当は子供が水泳の間に買い物でも楽しもうかと思
っていたのに、どうも保護者席から見ていないと無理そう
だ。はーあ・・・
 そのくせ、いざ、プールに入ってしまえば、ちゃんとも
ぐれるし、緊張してこちこちになりながらも先生の言うこ
とを聞いて一生懸命練習している。何だよ、できるじゃん。
いっつも、こうなんだよ。
 終わった後はにこにこしながらロッカーから友達と一緒
に出てきた。同じ学校の友達を見つけたことも良かったら
しい。が、ロッカーから出てくるまで、どんなに母はどぎ
まぎしたことか。
 へとへとになって帰宅したらパソコンに、私がいた会社
に昔々派遣で来ていた女の子からメールが入っていた。
「AKIRAさん、もしかして今日、○○スイミングクラブにい
らっしゃいませんでしたか?」
きゃーーー、見ていたのか!あの情けない子供とスッピン
の私!!・・・一線で働いていた頃の同僚だけに、別人の
私に驚いたのでは・・・というわけで、声をかけられなか
ったらしい。
「それは間違いなく私です。」
と返事をしたら、即、
「今度は声をおかけします。一緒にランチしましょう。」
と返事が返ってきた。まあ、こんなところでも昔の知り合
いに会えるのは嬉しいよ。母としてはあちらが先輩なので
情けない子供について色々アドバイスしてもらおうっと!
by akira_dai | 2010-10-07 22:53

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。

by akira_dai