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こんな政府、嫌だ~

 最近、ついついNHKをつけっぱなしにしていると、国会
になだれこんで、昔だったら国会なんか全く見なかったのに、
民主党が政権をとってからは不信感をもっているので、流し
ながらではあるが見るようになった。震災前からそうだが、
答弁がひどい。
 今日は3月12日の原発への注水に関する答弁に始終した
国会だった。過去に、誰が注水を停止した、とか、誰がこう
言ったとか言わなかったとか、非常に幼稚な質疑応答で、
(そんなことよりも、復興のためのプランとか、未来につい
て議論することがあるだろう)と思ったのだが、開会時に、
自民党が分厚い「復興案」を提出してコメントしていたので、
それに期待するしかないのだろうか。ちなみに、民主党の復
興案は神戸の震災の時の案の表紙の題名を「東日本大震災」
と書き換えただけだそうだ。ハーア・・・
 しかし、幼稚な内容の質疑応答だったとはいえ、内容は極
めて深刻だった。東京電力が自分の判断で注水を開始してか
ら、わずか20分後に注水が停止されている。上から強制的
な指示があったことは間違いないが、それが誰の判断で、ど
のような経路で東京電力にいったのかがわからない。
 さらに、原子力安全委員会の委員長が、
「『海水を入れたら再臨界の可能性がある』と発言した」、
という発表があったことに対して、委員長は、
「総理に再臨界の可能性を問われて、再臨界の可能性は0で
はない、と答えた。」と、非常に微妙な言葉の違いを主張し、
しかし、この微妙な違いは文系の人にはわかりにくいのでは
ないか?と思いつつ、責任のなすりあいを見ていたら、さら
に注水を停めたのは総理では、という疑いに対して、何と菅
首相は、
「(注水されているという)報告はなかった。報告が上がっ
ていないものを『止めろ』とか言うはずがない。私が止めた
ことは全くない!」
とひらきなおった。これは、原子力保安院から官邸に注水に
ついての報告がなかった、隠蔽したことを意味するが、それ
が本当だったら大変なことだし、首相が嘘をついているとし
たら、これまた忌々しき事態でえある。
 当然、報告をしたのかしなかったか、という質問がか保安
院に対してされたが、保安院は、とうとう「記憶にない」と
いう非常に曖昧な発表をした。つまり、保安院は報告はした
に違いない・・・
 まったく嫌になる。官僚との間に信頼関係を築けない政府
は官僚を使えない。その結果、被災地に対する対応がどんど
ん遅れて被災者は疲弊していく。本当なら、震災から2カ月
以上も経っているのだから、既に、プランは完成していない
といけないし、各被災地担当者を被災地にはりつけて地元の
要望を吸い上げ、プランを具体化していても良い時期だ。
 特に、福島の土壌汚染については、学校を最優先に、表面
を削って、一か所、たとえば、福島原発敷地内その周辺に埋
め立てるべきではないか。反対意見はあると思うが、反対を
押しのけてDecisionできるのは、首相しかいないではないか。
 震災後の対応を見ていると、現在の政府は支持率を気にし
すぎて際どいDecisionが出来ず、地元の要求を吸い上げる行
動さえ起こさず、ただ、官邸で下から要求が上がってくるの
を待ちなら無意味な会議をしているだけに見える。
 そのくせ、計画停電のような、東京電力が決めたプランに
ついては、なぜか電力会社の社長ではなく、首相が発表する、
という、意味のないところに出しゃばってくる。「承認しま
した」だけの発表なんていらないと思ったものだが・・・
 結局、福島の小学校では、福島市の判断で、地元民が校庭
の表面を削り、学校の敷地内の片隅に汚染土壌を深く埋め、
放射線量を下げた。国の対処が遅いから被災者が自らがん
ばっている。これで良いのだろうか・・・
 これから10年、20年という長期プランが必要な今、強
いリーダーシップをもった人に国を引っ張っていってほしい、
と心から思う。
by akira_dai | 2011-05-23 23:41

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。