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葬式続く

 相棒の同僚が、「頭痛がする」と言って有休をとったが最後、
入院してしまい、そのまま一昨日、亡くなってしまった。相棒
は上司と部下数人と一緒に、昨日から通夜と葬儀の手伝い
に行っている。ちょっと遠いところなので昨晩からあちらに泊
まっていて、息子と一緒に心細い一夜を過ごした。それにし
ても、つい、先日まで仕事をしていて、そのまま意識を失って
死んでしまうなんて、人間の寿命ってわからないものだ。
 そんなことを思いながら眠って夜が明けたら、実家から電
話が入った。何と、今度は、大伯父さんが亡くなったという訃
報。わー、また葬式だ~、と暗い気持ちに。しかし、これまた
突然である。
 大伯父さんは、私の実の祖母の弟にあたる人で、祖母は
戦後すぐに亡くなってしまったから、唯一、祖母の面影をしの
べる親戚だった。子供のころは遊びに行ってかわいがっても
らったものだ。彼の子供は全員、海外赴任で、私が初めて
米国に出張した時には、サニー・ヴェールに住んでいた娘さ
んにもお世話になった。
 父が亡くなった時も大伯父さんは94歳だというのに、シャキ
ーンとしていて、ゆっくりながらも杖1つ使わず元気に歩いて、
生きていた頃の父よりもずっと年上なのに元気に見えた。私
の息子の手を握って、
「100歳まで生きますように」
と冗談を言ってくれて、父を失って落ち込んでいた私は、その
元気な笑顔に励まされたものだ。
 話しを聞くと、部屋で転んで肋骨を折り、その骨が肺に刺さ
った失血死だったそうだ。そう聞くと壮絶な最期のような気も
するが、転んだ後、数時間はそのことに気付かずに、同居し
ている娘さんの家族と夕食もとったのだという。大伯父さんら
しい、心温まる最期だったと言えるのかもしれない。
 元気な老人は他の人にも元気を与えてくれる。それだけに、
最後まで元気だった大伯父さんの死は寂しいし心細い。これ
は、私のわがままである。どんどん上の世代が減っていく中
で、自分の立ち位置が変わってくるプレッシャー。寂しくなっ
ても、辛いことがあっても、上の世代を引き継いで生きて行
かないといけないのだなあ、と、葬式のたびに思う。そして、
人間の寿命って不思議なものだなあ、と思う、週末だった。
by akira_dai | 2011-10-30 23:38

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。