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ものすごくうるさくてありえないくらい近い

 病で映画館も苦手な私だが、今日は体調も良いし、
暖かいし、思い切って行ってきました。
 この映画は、9.11で父親を失ったオスカーと
いう10歳の男の子が、そのトラウマを克服すべく、
父親が残した謎の鍵の正体を捜しに行く話し。
 というわけで、家族愛はもちろん、ミステリーの
要素もあり、静かで退屈な展開の割りには、結構、
飽きずに最後まで見られる、近年希な、落ち着いた
映画だ。
 オスカーは元々とっても怖がりで、公園のブラン
コもチェーンが切れるのではないかと心配しすぎて
乗れない。そして9.11の後は公共の乗り物が怖
くて乗れなくなり、飛行機のエンジン音が怖くなり、
橋が渡れず、他にも色々怖くなって外出がほとんど
出来なくなった。あ~、この気持ち、私、とっても
わかるわ!!子供の頃から怖がりだし、今、そうい
う状態だもん、と、まず、感情移入。
 父が残した鍵の袋に書いてあるBlackという文字
が人の名前だと考えたオスカーは、町中のBlackと
いう人間を訪ね、その中で、様々な人が、様々な傷
を抱えて、それでも生きていること、生きていくこ
とを知る。人々のエピソードは色々だ。
 さらに、オスカーは父を衝撃的な事件で失った自
分が特別だと思っているフシがあるが、他にも、親
や子を普通の病で亡くした人々が、様々な後悔とト
ラウマを抱えていることを知る。どんな別れ方でも
辛く悲しい、という人生の基本を教えてくれる。
 そして、最後に鍵の正体、オスカーのトラウマの
真実がわかるわけだが、何より、母との会話が感動
的。
 クライマックスで母とオスカーが話し合うシーン
では映画館中から泣く声が・・・私は泣かなかった
けれど、じんわり温かくなった。
 全然関係ないけれど、本編の前の宣伝に、3Dの
タイタニックがあって、ここで、あまりの懐かしさ
に涙ぐんだ私だった。(そこかい!)
by akira_dai | 2012-02-22 20:17

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。