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親心

 私は仕事一筋だったから、腹の中に子供が出来た時、
正直、迷惑な気持ちもあったし、3歳までの手がかか
る時期までは、「如何に手をかけず、如何に子供をコ
ントロールするか」ということだけを考えて子供に接
してきた。仕事一筋というよりは、子供が嫌いで、仕
事に逃げていた、といっても良いくらい。
 5年間は保育園任せ、その後は学童に任せて楽々、
と思っていたら、リストラされてしまって、そううま
くはいかずに早3年。子供は小学校3年になってしま
った。そして、この間、自宅で暇な時間をもてあまし
ていると、どうしても子供のやることなすことに目が
いってしまう。いきすぎてしまう。それが嫌なんだけ
れど、(これが親心か~。親ってありがたいものなん
だなあ)と、やっと自分の親の気持ちがわかってきた
今日この頃。子供のことが、まさに自分のことのよう
に気になる、子供の痛みは自分のことのように感じる、
・・・ということは、頭ではわかっていたのだが、本
当にこんなに?!というくらい、現実は重い。
 3年になってから、今までになく、
「学校が楽しくて仕方がない!」
とはりきっている割には、放課後に友達と遊ぶことが
減ってしまった息子。1,2年とよく遊んでいたリー
ダー格のケンタは、2年の終わりから、仲間に入れて
くれなくなったし、新しい友達はまだ安定しない。さ
らに、前から顔見知りの同級生たちも、
「今日はXX君と遊ぶからダメ!」
と入れてくれないと言う。一度は泣きながら帰ってき
たので、それこそ私も泣きたいくらい心配したのだが、
それでも学校は楽しいというし、休み時間は派手に遊
んでいるようだ。ぐっと耐えて、
「ユータは同じことを友達にしないよ。入れて、と言
ってきた子は入れてあげられるように考えるんだよ。」
と注意をして放置した。
 昨日も遊ぶ友達がいないので、私が息子のサッカー
に付き合って、近所の小5が出てきたところに押し付
けて、ご近所で遊んでもらったり、と、母の気遣いも
大変である。こういう時に、(学童に入ってくれてい
たら、こんな心配はしないし、状況をわかりすぎるこ
ともないだろうに。)と本当に憂鬱になる。
 ところが、そんな昨日までの憂鬱が今日は一瞬にし
て晴れた。習字で一緒で今年は違うクラスになってし
まったタクヤ、昨年から同じクラスのタイキ、新しい
お友達のトシユキと遊ぶ約束をしていたら、隣のクラ
スのコウヘイが「家に来て一緒に遊ぼう」と誘ってく
れたと言うのだ。それで、息子は、皆と別の公園で遊
ぶ約束をしていることを話し、コウヘイの家に連れて
行くとしたら何人まで入れるのかきいたのだと言う。
そこで話し合いとない、とりあえず、コウヘイの家の
前で全員で集合する、ということに決めたと言うのだ。
 息子は帰宅すると、すぐにランドセルを放り出し、
トシユキの家に電話をし、
「今日はウサギ公園で遊ぶ予定だったけれど、コウヘ
イの家に集合に変わったから。お前、コウヘイのこと
知ってるよな?あと、タイキへの連絡、お前、できる?」
と話し合い、自分はタクヤを連れて習字教室から直接
集合場所に向かう、と、伝えた。何か、しっかりして
るじゃん!話しあってるし!
 友達大勢と約束してきたことも嬉しかったし、後か
ら入ってきた友達を排除せずに話しあってまとめられ
たことも嬉しかったし、昨日までの厚い雲が、いっき
に晴れたような気持ちで、(まったく親とは、面倒く
さいものだな。)と苦笑してしまった。
 こうして客観的に見てみれば、いちいち細かいこと
なんか気にしなくて良いのに、厄介なものだ。これか
らも、気にしないようにと思っていても、暇な私は気
にしてしまうだろう。親子ともども成長か~・・・。
 学校から帰ってくる子供の声や表情を気にしすぎて
しまう毎日だけれど、体調を崩さない程度にがんばろ。
by akira_dai | 2012-05-24 23:43

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。