何かがおかしい

 大津市のいじめ問題、マスコミのとりあげ方、何か
がおかしい。何だろう、この違和感。気味が悪い。
と思っていたら、インターネットでは玉石混合の様々
な情報がとびかっており、マスコミでは言えないよう
な背景もたくさんあるようだ。
 そのあたりの真偽はわからないからコメントのしよ
うがないけれど、いじめられた方も子供ならば、いじ
めた方も子供である。そして、子供の社会というのは、
大人に介入されたくない、複雑で残酷で理解してもら
えない(と本人たちは思い込んでいる)闇のようなも
のが潜んでいるということを、私たちは忘れている。
 少なくとも、私は思春期の時にそう思っていたし感
じていた。大人が正論を言えば言うほど、明らかに悪
いことをしている不良?たちを正しく叱れば叱るほど、
(根本は、そこじゃないだろう)と思ったものだ。時
には、その不良と呼ばれる連中たちの肩を持ちたいこ
とがどれだけあったことか。彼らに誰かが殴られてい
るのを目にして、その誰かを気の毒に思うのと同時に、
殴る方の痛々しさも子供として感じたものだ。
 いじめが悪いことは決まっている。今回は、たまた
ま被害者が自殺したこと、それを学校や教育委員会が
隠蔽しようとしたこと、で、問題が大きくなった。
(10月の事件がどうして今さら?ということは、
色々、噂があり、このあたりが私は気持ちが悪い。)
 ここまで事件がおおごとになってしまうと、子供た
ちの間の真実が見えにくくなる。子供の社会は、大人
とはまったく別のところで動いている。大人からは理
解しにくい。それを裁判で裁こうとしても、根本的解
決にはならない。仮に裁判で、加害者が有罪となった
ところで、そして、これからも、いじめが繰り返され
るたびに、いじめた者が有罪になることで、根本的解
決になるだろうか?
 これで、いじめに関する非現実的な法律が検討され
たり、学校に監視カメラを付けたり、など、余計に、
子供たちの社会を閉鎖的にするような、闇を深くする
ような対策は絶対にやめてもらいたい。
 ところで、いじめる方もいじめられる方も命の重さ
をまったく想像出来ていない気がする。どの宗教でも
言われているように、自殺は最も重罪である。そして
死人に口無しである。何があっても自分で死んではな
らない。そして、いじめる方も他人の痛みを想像しな
くてはならない。命の大切さと、他人の痛みを想像で
きるような教育が必要だと思う。そして、皮肉にも、
ごくごく子供の頃に、ちょっとした仲間はずれ、ちょ
っとしたトラブルを経験した方が、そのような想像力
が育つと私は思うのである。
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by akira_dai | 2012-07-12 23:13

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。