懐かしい読書ノート

 息子はほとんど本を読まない。それどころか、
読み書きを面倒くさがって、長文読解を目の前
にするとパニックに陥って、取り組めない始末。
書くのも面倒くさいものだから、作文も感想も、
いつまでも頭の中で悶々と考えていて、なかなか
書けない。
 それでも、一学期最後の「読書習慣」で、周り
の多くが読んでいた「マジックツリーシリーズ」
に興味をもって、ここにきてシリーズの2冊を
読み終えた。いままで、「怪傑ゾロリ」以外読ん
だことがないことを思えば、なかなかの進歩だ。
 ここで、何とか読書好きになってもらいたい、
と思って、(そういえば、自分が小学生時代に
つけていた読書ノートがあったな)と思い出した。
が、何分、小学校の時のもの。35年くらい前
のノートが果たして、今、ここにあるかどうか。
 実家から持ってきた様々な冊子を本棚から掘
り出していると、あった、あった。いかにも、
昭和な趣のノート。外人っぽい少年と少女が
ベンチでよりそっているようなイラストの表紙
で、リングでとじた大学ノートだ。
 開くと、表紙には母の字で「1976年7月」
とあるが、記録が始まっているのは1977年
の9月、つまり小4の夏休み明けくらいだ。
古田春日さんや、あまんきみこさん、安房直子
さんのような当時の児童文学作家の他に、小泉
八雲やルブラン(ルパンシリーズ)、江戸川乱歩
などの古典も並ぶ。
 最後は小6の11月で終わっていて、概ね400
冊読んでいた。ちなみに、この後、中学に入って
からは、友達にもらった別のノートに記録を続けて
いる。
 題名の羅列だけだから、内容までは思い出せない
のだが、(この本、ものすごくわくわくした!)
とか、(これは不気味で怖くてゾクゾクした)とか
感じたことを覚えている。
 今、映画になっている「グスコーブドリ」も、
読んだか読んでいなかったか、と、最近になって、
悩んでいたけれど、小6の時にしっかり読んでいた。
けれど、「銀河鉄道の夜が良かった」と感想にある
ところを見ると、同じ本に入っていた「銀河鉄道の夜」
の方が印象が強かったらしい。
 宝物に再会した気分。もう一度、面白そうな本を
読んでみようかな。ついでに、今、ほぼ同じ年齢に
なった息子にこのノートを見せて、母の読書力を見せ
つけてやるわ~~。余計、頑なに本を読まなくなっ
てしまうかな。
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by akira_dai | 2012-07-25 21:22

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。