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よくあることとは言いながら

 今日は仕事の日なのに、朝から、久々に保育園時代のママ友
から電話が入り、何かと思えば、いじめの相談。
何でも、彼女の息子、タツミ君が、クラスでいじめられている
のではないかと言う。しかし、彼は1組、息子は3組。
「何か知らないか」と言われても、休み時間や放課後の様子は
わからない。
 しかし、息子の交友関係の広さのおかげで子供の顔はほとん
ど知っている私である。何かわかるかもしれないと、
「いじめている、というメンバーは具体的に誰?」
ときくと、なるほど、1組では一番やんちゃで元気な連中で、
彼らはいつもつるんで、誰かにちょっかいを出すメンバー。
さらに頭が良いから、親がうるさいタイプの同級生には決し
て意地悪や手出しをしないのである。
 我が子がトラブルに遭った時、保育園出身のママたちとい
うのは、社会性があるせいか、子供のトラブルにあまり口を
出さない。その結果、大きなトラブルになることもあり、さ
らに、普段、保護者会に行けないこともあり、他のママとの
コミュニケーションも無く、自分の子供だけ悪者にされてし
まうことがありがちである。働いていて時間がないから、学
校の情報も我が子頼りで乏しい傾向がある。それで、彼女は
今や主婦に落ちぶれた(?)私を頼ってきたのだろう。
 タツミ君も、やられてやられて耐えているうちに、思わず
鉛筆で仕返しをしたら、相手の手を刺して怪我をさせてしま
い、大騒ぎのクレーム騒動になり、しかし、怪我をさせてし
まったから、お詫びだけをするはめになってしまった。
「さすがに、そろそろ守ってあげた方が良いかしら」
というのが、彼女の相談だったので、
「学校に相談した方が良いと思う。」
と私は、自分の息子の例も出して迷わずアドバイスをした。
さらに、知っている限り、いじめているメンバーの個性と、
彼らの親の個性について「こんな人だよ。」と情報を話し
た。ちなみに、彼らの親は比較的「まとも」で、我が子の悪
いところも周知していて、お詫びをする時にはしっかり詫び
るし、我が子を叱る時にはかなり厳しい親である。時に、
我が子の悪さを全く認めない親もいるので要注意ではある
けれど、彼らの場合には、そこは安心して良い。
 さて、放課後になり、なぜかタイミング良く、今日に限っ
て、久しぶりにタツミ君と遊ぶ約束をしてきた息子。何でも
息子のクラスである3組メンバー5人と、タツミ君と一緒に
遊ぶことになったそうだ。その旨をママに連絡したら、
「3組メンバーなら平和ですね。」
と返事が来た。よほど1組メンバーに腹を立てている。
 その後、夕方になり、彼女は学校に早速相談をしたそうだ。
が、先生が頼りにならない。「息子がバイキン扱いされて、
休み時間も仲間はずれにされているらしいのに、どうも、
そのこともピンと来ていないらしい。」と言う。
うーん、これは副校長先生頼りかなあ・・・と、私は言うし
かなかったが、ふと思いついて、1組の名簿を取り出し、
いじめに参加していない子供たちの中から、優しい穏やかな
男子の名前をピックアップして伝えてみた。
 親が学校にかけあうと同時に、子供本人も、少しばかり、
おとなしめの男子を味方につける努力をしてみてはどうか、
という提案である。
 もっとも、男子は基本的に調子に乗るから、おとなしめ
の男子でもあてにはならないのだが、少なくとも、彼らは、
いじめるメンバーとは付き合っていないし、何かの助けに
なるかもしれない。要は孤立しないことが大切だ。おとな
しめの男子のピックアップには、顔だけは広い息子にも協
力をしてもらった。
 電話を切って、息子に、
「XX君って、最近、どう?意地悪なこと言ったりやった
りするタイプ?昔はおとなしかったよね。」
と言うと、ゲーム機から顔を上げて、
「どうしたの?何かあったの?」と不思議そうな顔をして
から、
「あいつはね、大した暴力はふるわないけれど、意外と言う
ことが乱暴で、からんでくることがある。今日、俺も、突
然、校庭で、一緒に遊んでもいないのに”あっち行け!”
と言われたの。」
と笑った。
「それで、お前はどうしたの?」
ときくと、
「”うっせー。お前こそあっち行け!”って言い返した。」
と息子はゲラゲラ笑う。
よしよし、それで良い。
 男子はサル山状態だから本当に大変で過酷だけれど、
息子もタツミ君も、出来るだけ多くの味方、顔見知りを作っ
て、孤立しないようにしてほしい、と、本当に思う。
by akira_dai | 2012-10-29 23:52

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。