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ミコ体質?

 昨日は珍しくパパと長く会話をした。うちは全
員、お喋りだから、会話が皆無ということはない
のだが、何やらどうでもいい会話だか掛け声だか
わからないようなやりとりが多くて、内容のある
話を10分以上するようなことはほとんどない。
まあ、普通の夫婦です。でも、昨日は15分くらい
話しただろうか。
 で、そのときに久々にパパの秀逸な言葉の選び
方に爆笑した。感心した。それで、思い出したよ、
パパに会ったときの第一印象を。
 そう、それは18年前、私は重いインフルエン
ザにかかって会社を1週間も休んでいた。熱が
40度から一向に下がらず、点滴をすると瞬間的
に37度まで下がるものの、すぐにまた上がって
しまう。
 半分、まじに、「今年の桜は見られないかも」
とブルーになった。1月の成人式前のことだ。
しかし、私には重要な任務があった。金曜日の
夜の合コン!学生時代の友達がこの私のために
セッティングしてくれた合コン!そして、彼と
会うのも8年ぶり!何としてもそれには参加し
なくてはならない。女子側は私が幹事だし、私
が盛り上げなければならない!と思っていた。
 というわけで、金曜日は、上下ピンクのスーツ
を着て、フラフラになりながら出社した。同僚た
ちは、口々に「大丈夫なの?」と驚きながら、
「あと1日なんだから休んでも良かったのに」
と労わってくれた。私がフラフラしながら、
「・・・今日は合コンなんだよ・・・」
と答えたら、
「それで、お前、そんな恰好してるのか!」
「それは重要だ!最優先事項だ!」
と同僚から上司までが大笑いして、定時きっかり
に私を送り出してくれた。
 そして飲み屋に集まった男3人と女4人。一瞬、
(男女7人XX物語か?)と思ったら、1人の男
が遅れてきた。それがパパだった。彼は、残業と
出張続きの忙しさにテンションMAX!で、ずー
ーっと、1人でボケと突っ込みの役割を回して、
他のメンバーはほとんど話さずに、ただただ爆笑
しているだけだった。女子側で盛り上げるはずの
私は、インフルエンザの名残でほとんど喋れず、
ひたすら笑っていたが、爆笑できるほど元気では
なかった。
 昔のことなのでほとんど覚えていないが、1つ
だけ覚えているのは、誰かが、スポーツのバレー
ボールの話をしたときに、彼は踊る方の「バレエ」
と勘違いしたらしく、両手をおでこのあたりに
かざして天井側に掌を向けながら、本気で
「バレエ?」とぼけたこと。話していた男子は、
半分、ムッとしながら、
「それは踊る方のバレエ!しかも、それは、
盆踊りですよ!」
と突っ込んだのだが、彼は明らかに、その間違
いを指摘されて喜んでいた。
 それきり、会うこともなかったのだが、あまり
にも面白かったので、学生時代の女友達や親に、
彼の話をして大いに盛り上がった。女友達は、
「そのテンションの高さ、Aみたい!A2号と
呼ぼう!」(Aは私の親友男子)と爆笑したし、
母は、私が彼を気に入ったと思ったのか、
「・・・インフル明けで良かったね。ちょっと元
気がないくらいが、お前はちょうどいいんだよ」
と妙なことを言った。
 で、まあ、何となく、その後、何回かそのメン
バーで遊びに行くようになって、何となく結婚し
て今に至るわけだが、結婚したら、そう、毎日、
ボケと突っ込みをしていられるわけもない。
喧嘩だってするし、黙りこむこともあるし、そも
そも互いの存在に気付かないこともある。ばかば
かしい事件で、瞬間的に「もう、離婚です!」と
思うことがなくもない(言霊には要注意!)。
しかし、それは、超瞬間的なことなので、これか
ら積もらなければ問題ない(はず)。
 前置きが長くなったが、私は、最近、ネットで、
色々な人のことを勝手に気にかけて、勝手にFace
bookのコメントをまめにして、勝手にブログをま
めに更新している。色々な人の色々な詳細を話し
ているわけではないが、そんな私の行動をパパが
心配して、真面目に色々なアドバイスをしながら、
こんなことを言ったのだ。
「akiraはさ、ミコ体質だから気を付けないと」
は?ミコ?ミコって何?
「だから、巫女体質だよ。人の気持ちを慮りすぎ
て、わかりすぎて、優しくしすぎちゃうの。」
ときた。ここで、「巫女」を使うのか!私は大爆
笑した。爆笑されて彼は機嫌が良くなったのか、
その後、1時間ほど。「巫女」を連発していた。
こういうところは、うざい。
「優しいところはすごく良いところなんだけれど、
倒れない程度に、疲れない程度に、少し、休み
休みね。なにしろ巫女体質なんだから。」
と、彼はどや顔で「巫女」を連発しながら、彼の
寝室へと去って行った。よくもまあ、パソコンと
タブレットが溢れかえっているこの部屋で、
「巫女」という言葉が出てきたものだ。「巫女体
質」は、当面、我が家の流行語として、これから
も頻繁に登場することになるであろう・・・

by akira_dai | 2016-11-16 16:04

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。