成長しない私

 ここ数日、元気ない感じがありありと出ていた
のか、ご心配いただいた方もあるみたいで、あり
がとうございます。心配してくれた方からも、そ
うではない方からも、温か面白メッセージをい
ただきまして、感謝感激でございます。寒さと更
年期でブルーになって、ブルーな私を楽しんでい
るだけですので、どうかご心配なく。
 そうそう、ちょっと前に、FBの方で、小学校
で一緒だった友達と話していて、当時、先生に提
出することが義務付けられていた「生活ノート」
と「読書ノート」なるものを思い出したんですよ。
実は読書ノートの方はよく覚えていないのですが
「生活ノート」というのは、確か、週に1回の提
出が義務付けられていて、内容は何でもいいんで
す。要は、子どもたちがその日の出来事を何でも
好きに書いていいですよ、というコンセプトなん
ですが、大人目線から見ると、結局、難しい年頃
の子どもたちが考えていること、困っていること、
家庭の様子なんかを、先生が把握したかったのか
な、と、今になって思います。6年になる頃には
だんだん初恋の話も出てくるので、先生は、
「誰にも言いたくないこと、秘密の話には、マル
秘と書いてくださいね。」
と言っていました。「マル秘」がないと、学級通
信(おたより)に掲載されてしまう可能性がある
からです。そして、私は、その学級通信にほとん
ど毎日、生活ノートの内容が掲載される常連であ
りました。
 学級通信は、先生も若かったのか、本当に、毎
日、発行されていました。子どもの作文によって
ある日の出来事がレポートされ、その他に、行事
の案内、明日の授業に必要なもちもの、先生の一
言などが書かれていたと思います。当時、私は子
どもだったので、自分の作文が掲載されることが
嬉しいばかりで、それを大人が読んで、クラスの
雰囲気を知る手がかりにしているとは夢にも思っ
ていませんでした。
 例えば、ある日、4、5人の男子が取っ組み合
いの喧嘩をすれば、私は、その様子を詳細に生活
ノートに書いて、さらに、「どうしてA君は、あ
んなことを言ったのか」という疑問や自分の推測、
批判、さらに、「一番、可哀相だったのはB君。
なぜかと言うと、私はこう思うから」というよう
なことを、だらだらと書いていました。先生は、
赤で、
「ここは、どうして、そう思ったのかな?」
「ここで、”倒れた”とあるのは、どんな風に
倒れたのか、もっと具体的に書いて」
「それで、これから、akiraさんは、どうした
ら良いと思う?」
というようなコメントを追加してくれて、それに
従って文章を修正すると、修正したものが、その
日の学級通信に掲載されるのでした。
 文章を書くのが好きだった私は、本来、週1回
の提出で良い生活ノートを2冊用意して、ほとん
ど毎日、提出していました。どうでもいいお天気
の話もあれば、妹との喧嘩の話もあり、親子喧嘩
の話もあり、クラスで起こった事件あり、特定の
友達の攻撃もあり、、まあ、色々でした。
 毎日、毎日、先生は赤で、細々とした表現や、
わかりにくい部分を指摘し、それを修正するの
ではなく、
「もっと具体的に書いて。様子がわからない」
「このときに、どう思ったのか、その事件を
どうとらえたのか、気持ちを書いて」
というように私にアドバイスしてくれて、文章
を書く力だけでなく、物事を深く掘り下げて考
える習慣をつけてくれたと思います。
 全然知らないお母さんから、その作文をほめ
られたり、先生からは、
「生活ノートは、お友達をよく見ています。そ
の視点がとても良いですよ」
というコメントをもらったりしましたが、私は、
その「視点」の何が良いのか、子どもだったの
でわかりませんでした。
 中学に入ったとき、別のクラスになってしまっ
た元同級生の男の子が荒れてしまって、別の不良
にからまれて廊下でぼこぼこにされていたことが
ありました。小学生の頃の無邪気な彼を思い出し
て一人でしくしく泣いていたら、同級生の男子から、
「akiraは、A(噂になっていた相手)が、他の女
と喋ってるから、やきもちやいて泣いてるんだ!」
と言われてしまったことがあります。それが、そ
の男子の親から母の耳に入って、えらく叱られて、
事情を母に話したら、母は小学校の先生にそれを
相談したらしいのです。そのとき、先生は、
「そうやって、今はまったく違うクラスにいる、
今は関わりのない昔のお友達のことを心配する
というのは、とても良いことですよ」
と褒めてくれました。私は自分が教室で泣いてし
まったことを深く恥じていたので、その一言に励
まされたものです。小学校のそのクラスからたっ
た4人しか同じ中学に進まなかったことに心細さ
と孤独を感じていた私は、その後も、彼と話すこ
とはないものの、遠くから見守るような気持ちで
最後までなりゆきを見ていました。そういえば、
その彼、数年前に、ここにコメントを書いてくれ
ましたね。どうしているんでしょう?(笑)
 と、まあ、そんなことを思い出すと、今も昔も
やっていることは変わらず、「生活ノート」のか
わりにこんなブログを書いているし、「読書ノー
ト」のかわりに「読書ブログ」も書いているし、
何だか時々無性にわけもなくおセンチになってる
し、ぜーんぜん成長しません。皆さんは成長して
るんでしょうか?もう50オーバーですからね。
成長してないと困るよねえ・・・。
 明日は、ぜひとも、成長した部分、ここは、
変わったぜ!というところをお見せしたいもの
でございます。



[PR]
by akira_dai | 2016-12-07 13:52

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。