初めて知った素顔

 今日は同じ大学出身で会社同期のA君と
近くの駅の改札で会ってきました。彼とは
大学時代、学科もサークルも何も接点がな
かったので、数回しか話したことがありま
せん。しかし、接点がないのに女子である
私と数回話したことのある彼はすごい奴で
す。しかもD大女子で彼のことを知らない
女子はいません。そもそも800人中15
人しかいない女子が知っている男子といえ
ば、まずは自分と同じ学科の男子。次に自
分と同じサークルの男子。最後に、他の女
子と仲の良い男子、です。しかし、彼の学
科には女子が1人もいないのです。それな
のに女子全員と話したことがある・・・
私が彼に抱いた第一印象は「ちゃらい」で
す。ごめんなさい!顔がジャニーズ系でい
つもニコニコしていて気軽に声をかけてく
るんです。昔、アンルイスさんの歌詞に
「長い睫毛がひわいなあなた」
というのがあったけれど、あの部分を聞く
と、すぐに私はA君を思い出します。
 で、そんな彼と就職先が同じと聞いた時
には、(これで退職まで数十年一緒だわ)
と意外な気がしました。しかし、やはり組
織が違って接点はなく、それでも気さくな
彼は、出張で機会があると私のデスクに寄
ってくれて、「元気?どうしてる?」くら
いの挨拶はしていたのでした。
 彼の部署が先にリストラでなくなり、そ
の後、私もリストラされ、FBを始めてすぐ
に「ともだち」になったものの、まったく
FBにあがってくる様子もなく、特に仲良し
でもないので気にしていなかったのですが
初めて連絡があったのは2年前です。
「akiraの息子さんって模型が好きなんだ。
俺、捨てられなくていっぱい保管してある
から全部あげるよ!そっちまで持って行っ
てあげるよ。」
と。しかし、2年前、私はまだ体調が今一
歩で懇意でもない人と会って話すのが億劫
だったので、病のことを打ち明けて、模型
を送ってもらうことにしたのでした。
 昨年の正月には、貨物列車のカレンダー
も送ってくれました。息子が模型を動かし
ている動画を見て、「嬉しい!」と喜んで
くれて、自分が模型が好きだったことや、
そこから電子回路、プログラミングと、趣
味でどんどん独学してD大を選択したとい
うことも初めて聞きました。ちゃらく見え
るけれども、かなりのオタクだったという
わけです。そういえば、彼には、オタクら
しい、驚異的な伝説があり、学生時代、学
内でものすごく有名になったことがあるの
ですが・・・その話は別の機会にしましょう。
 で、今年も1月になり、
「またカレンダーきたよ。送ろうか?ある
いは来週、出張でそこを通るから渡そうか?」
と連絡がきたので、今年はなるべく人と会
おうと決めた私は会うことを選択したのです。
 彼は私の息子に向かって、
「38年も前の模型、動いてるの?すごいね。
電子回路のパーツもあげるけど・・・まずは
勉強してね。」
と言ってくれました。先日から飲み会に参加
したいと言っている私に対しても、
「大勢が無理なら、来週、O先輩と後輩と3
人で飲む小ぢんまりした飲み会があるよ。気
軽だからどう?それも無理?体調が悪いのか」
と気遣ってくれました。ちゃらいんじゃなく
て社交的で優しいだけだったのか・・・。
 たまたまパパと彼が同じ電車だったので、
パパも紹介することができ、15分くらい
共通の知り合いの話で盛り上がった後、
「じゃ、またね。ありがとう。」
と別れたのだけれど、きっと、近々また会え
る気がするな。私が元気になって飲み会に行
ければ、の話だけれど・・・当面、夜の飲み
会は無理かなー。
 パパは、
「人ごみの中でも、あれがA君だな、と、す
ぐにわかったよ。若い頃は、さぞ、かっこよ
かっただろーなー。」
と笑っていました。かっこよくて、女子に声
をかけまくって、学内で有名だったA君。実
はオタクだったとは・・・警戒しすぎて申し
訳なかったと今になって反省しています。そ
して、アラフィフになって、まさか息子の模
型がきっかけで個人的に連絡をとりあうよう
になるとは・・・人の縁とは本当に不思議な
ものですなあ。会社が一緒というところで、
既に縁があったのでしょうね。

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by akira_dai | 2017-01-31 22:58

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。