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不思議な偶然

 ちょっと不思議なことがありました。先日、
Kちゃんと荻窪でランチをしている最中に、
母から携帯に電話が入ったのです。
 母は、通常、私の携帯に電話を入れません。
電話をするのであれば、自宅の固定電話にしま
す。それが、私がレストランで食事をしようと
しているときに携帯が鳴って、しかも内容が要
領を得ないので、(どうして、いつもは携帯に
電話をよこさないのに、よりによって今日に限
ってここに電話をかけてくるんだろう?!)と、
ちょっとイラッとしたのですよ。
 携帯が鳴ったとき、私は席に案内されたばか
りで、これから注文をしようというときでした。
電話に出ると、母が、
「あなた、今、どこにいるの?」
と。
「荻窪だけど。」
「じゃあ、家に来るの?」
「は?全然、そんな予定はないよ。友達と一緒
にいるだけだよ。」
「あら。じゃあ、来ないのね?」
「行かないよ。ってか、用件はなに?今、店の
中だから早く切りたいの。」
「いいのよ、こっちも外なの。じゃあね。」
という風に会話は終わり、何の用事だったのか
さっぱりわからない。何のためにかけてきたの
か、と、そのときは不思議に思いました。
 それで、昨日、母に電話をしたのです。ちな
みに、母は私の体調が悪いのを知っているので、
荻窪に私がいる、というのを聞いて、ちょっと
驚いたそうです。
 そして聞いてびっくり!母によると、
「あなたから電話があったのよ。」
と言う。もうすぐ80になるからボケたのでは
あるまいな。
 母は、現在、独り暮らしで自由な毎日を満喫
しています。それで、あの日も、お稽古のため
に出かけて最寄の駅へと向かっていたのです。
そこで母の携帯電話が鳴った。着信を見たら私
だったというのです。それで、着信履歴からそ
のままコールバックしたら、案の定、私が出た
ので、
(もしや、実家に帰ってくるから携帯に電話を
かけてきたのか?)
と思って、「家に来るの?」ときいたというの
です。
「私はそちらに電話してないよ。」
「そんなはずはないわよ。電話が鳴って、出よ
うとしたら切れたから、そのまま、その番号に
電話したのよ。」
 私は自分の携帯の発信記録を確認しました。
「やはり、かけてないよ。履歴に残ってない。」
「おかしいなあ。」
「おかしいねえ。」
「気持ち悪いね!」
「うーん、何が起こったのかね?」
「しかも、そのときに限って、akiraが珍しく
荻窪にいたなんて!あんた、こっちまで出て
こられるようになったの?」
「体調は良くないけれど、努力してるんだよ。
周りに病気が増えてきたし、会っておかない
といけないと思って。」
そこで、私はあれこれや近況を報告して電話を
切ったのでした。
 何だったのかなあ。10数年ぶりに荻窪に出た
その日に、本当に母の携帯電話が鳴ったのかどう
かはわからないけれど、母と私がつながったのは
事実です。虫の知らせとはちょっと違うけれど、
時々、不思議なことがあるものです。私は宗教家
ではありませんが不思議なことを否定しません。
こういう偶然も、つながっては切れ、切れてはつな
がる人の縁も、何か意味があるのだろうな、と、意
味があったのだろうな、と時々、面白おかしく思い
出して、いつもの日常を過ごしています。
 不思議な偶然や縁に気付いたら、それが日常に及
ぼした、ちょっとした影響を考えてみると面白いで
すよ。偶然の出来事や人との関わり合いが自分に何
も影響しないことはありえないのですから。

by akira_dai | 2017-03-04 14:27

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。