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寂しくて複雑で優しい

こんばんは。またまた悲しく寂しい、
日曜日の夜がやってきてしまいました。
そして、たった今、私は、心がざわざ
わして、悲しいような、恐ろしく深み
にはまったような、ある意味、面白い
気分に浸っています。気持ちが動いた
んです。小説を読んだ後のようです。
 私は今日は、同窓会がらみの話題で、
昔の同級生と、ちょっと長めに話した
のですよ。ちょっとしたご意見うかが
いのつもりだったけれど、もちろん、
余分な話も出てきます。内容は事務的
な話だし、余分な話も軽いものでした。
ところが、その中で、胸を突かれるよ
うな、驚くような、彼の友達に対する
「評価」というか、「見解」を聞いて、
何ともやるせない気持ちになったので
すよ。彼のその言葉に宿っていたのは、
「誰にも理解してもらえない孤独」、
あるいは、「ものすごく誰かに理解し
てもらいたい強すぎる欲求」で、それ
が非常に切実で、大変な悲しみと寂し
さを感じたのです。
 私はその洞察力に打ちのめされてし
まいました。いや、洞察力ではなく、
「言葉」に打ちのめされたのかな。軽
い話の中で虚を突かれた感じです。私
自身も似たような悲しみを抱えている
ので、本当にハッとしました。アラフ
ィフにもなって笑っちゃいますね。
 私たちは、人に評価されることが嫌
いです。学校や会社では、他人と比較
するために、明確な評価が行われます
が、実はそれ以外にも、無意識に、人
はお互いに評価しているのかもしれま
せん。良し悪しまでいかなくても、
(この人は、こういう人だ)と思うこ
と自体が、もう、評価ですよね。
 私がいた会社では、
「あなたには、こういうところがある」
と指摘されたときに、
「いや、そんなことはない」
と否定しても、
「あなた自身がそう思っていなくても、
他から、そう思われている、そう見え
る、という事実が大切なんだ。」
という、やりとりが、よくありました。
本人にそういうつもりがなくても、客
観的に見て、「あなたは、そういう人
に見えるんだよ。」ということです。
これは覆しようがありません。否定し
ても、そう見られている、という事実。
 私は、今日、友達と話していて、彼
の人に対する見解を聞いて、自分のこ
とを言われたわけではないけれど、何
だかものすごく悲しい小説を読んだ後
のような辛い気持ちになったのでした。
もちろん、彼はなかなか賢いので
「それが現実に即しているかどうかは
別問題ですよ。」
と付け加えましたが、その「評価」が
なかなか鋭く適切だったのです。
 人が他の誰かをどう思うのかなんて
大きなお世話です。私だって、誰かに
「akiraはこんな奴」
と言われれば、ムカッとするし、(お
前なんかに、わからねーよ)と思いま
す。失礼だと思います。
 しかし、今日、その彼が発した言葉
には、確信だけでなく優しさがありま
した。実は、彼自身が、他に対して下
している「評価」と同様の闇を抱えて
いるようで、これ以上は踏み込めない、
彼と、彼が評した相手にしかわからな
い磁場のようなものを感じて、私は呆
然としたのでした。
 反発しあっているように見えるのに、
どこかで互いを理解しているような奇
妙な優しさとシンパシーを感じたんだ
な。そこに、悲しいだけじゃなく、感
動したのかもしれないな。表現が難し
いなあ・・・男の友情に感動した?い
や、あれは、友情じゃないんだなあ・
・・もっと人としての普遍的なものに
感動したんですよ。すみません、未熟
で表現できません。
 最も、今日の彼自身は孤独というよ
りは甘えん坊なのかもしれないんだけ
ど、最後に、また、別のXX君に関し
て、
「XX君にはそういうところが全然、
ない」
と断言した、その洞察力と自信にも驚
いたのでした。私も常々、そう思って
いたからです。彼のためにフォローし
ておくと、すべて、悪口ではありませ
んでしたよ。客観的に人を見たときに、
彼が感じている人物像をありのまま、
言葉にしただけで、そこには、相手に
対する思いやりと感謝がありました。
ま、皆、大人なのだから、色々、人の
ことを見て、色々な評価をしていると
いうことですよね。あー、私はどう思
われているんだろう、怖いわ~。
 人と話していると、思いもよらない
「言葉」に気持ちが動くことがありま
す。私は彼のことはちょっと苦手なん
だけれど、今日、彼の言葉を聞いて、
人間は、皆、どこか寂しくて複雑で優
しいんだなあ、と思ったのでした。甘
えん坊とか頑固だとか、欠点を差し引
いてもね。アラフィフだからこそ、わ
かる感慨ですよ。
by akira_dai | 2017-04-23 23:47

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。