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縁とはこの年になってわかるもの

 今日は私も息子も風邪をひいて寝込んでいま
した。寝込みながら、午前中、昨日の友達に参
考資料?を送って、それに関して、布団の中で
ゴロゴロしながらちょっと喋って、同じ写真を
見ながら、
「ちょっと!この写真の並び順、笑える!」
「同じこと、思いました!」
と、くだらないことで笑いました。具合が悪い
と本当につまらないことで笑えます。袖すり合
うのも多生の縁、と言いますが、まさに、写真
で隣り合うのも縁、同じクラスになるのも縁、
というところです。ちょっと苦手な彼に対する
ご意見うかがいが終わって、ホッとしました。
これからは、この件で気軽に連絡できるだろう
し、GW明けには別件で会いますしね。
 そういえば、先日、なーんとなく、知らない
人のブログをうろうろしていたら、その「縁」
について書いてあるものが目に留まったのです。
この年になったからこそ、本当にそうだなあ、
と思うような内容でした。
 若い頃は、「縁のある人」というと、どうし
ても結婚相手だと思うでしょう。縁のある人=
運命の人とか、ドラマチックな言葉に変換して
しまって、一番、好きな人や、友達としてずっ
と一緒にいる異性との将来を想像したりするで
しょう。そう、若い頃は、縁といえば、特別な
関係の異性とのことばかりを想像しがち。だけ
ど本当の縁ってもっとさりげなくて、縁のある
人、一時的に縁のあった人って、年をとってみ
ないとわからないものだなあ、と、最近、思い
ます。
 前に書いたように、(あれ?いつのまにか何
十年も付き合いが続いてるよ)と思う相手もい
れば、(どうして、あの数年間だけ、あんなに
親しかったんだろう)と思う相手もいるし、
(なんで、この時に限って、この人と?)とい
うこともあります。しかし、その時点では先の
ことはわからないから、その時につながってい
る人たちが本当に縁がある人たちなのかどうか
は実はわからない。しかし、アラフィフになっ
てみると、ここまでの長い長い道のりがありま
すから、細々ながらここまで長く付き合ってき
た人、まったく音沙汰がなく消息もわからなか
ったのに数年ぶりに再会できた人、というのは
男女関わらず(縁があるんだな)と思います。
20代のときに感じた(縁がある)とは、まっ
たく違う深みと重みがありますね。
 私が読んだ、縁に関する記事には、こんなこ
とが書いてありました。何となく縁があって何
となく付き合いが続く相手というのは、何ら利
害関係がないのに、互いに心の距離を近くに感
じる人ではないか、ということです。利害関係が
ないのですから結婚相手はまた全然、別ですね。
さらに、縁がある人は好きな人とは限らず、時
には嫌いになったり気まずくなったりする時期
もあるんだけど、心の距離が近くてホッとでき
るものだから、いつでも相手も気負わずに受け
容れてくれるし、こちらも戻れる、お互いを束
縛しないような関係が多いそうです。あるいは、
特に努力して「付き合いを続けよう!」と思わ
なくても、何となく続いてしまう関係ね。確か
に今迄、縁が続いてきた人というのは、なーん
か無意識にずっとつながってるし、切れても戻
るし、重要な話をしようとしまいと、いつでも
会える気がしますね。
 1つ、不思議な私の「縁」を紹介しましょう。
20代前半、まだ学生だった頃、幼馴染とばっ
たり再会したことがあって、あの時は20代だ
ったし、地元にいたし、縁といっても、再会に
何の不思議も感じなかったけれど、やたら、ち
ょくちょく、商店街でばったり会うことが多く
あって、さすがに「?!」と感じたことがあり
ます。で、時にはお互いの友達を連れて食事し
たりしていました。プチ合コンみたいなもので
すね。驚いたのは、ここからです。
 当時、京王線のとある駅でバイトしていたの
ですが、まだ道に慣れていない初めの頃、方向
音痴な私は、帰りに迷子になって駅までたどり
着けず、環八に出てしまったことがあります。
私の実家は井の頭線の高井戸なので、(環八を
ずっと北上すれば高井戸にたどりつけるはず!)
と思って、高井戸のゴミ処理場の煙突に向かっ
て歩き始めたのです。若かったなあ・・・そし
て、若くても高井戸は遠かった。いくら歩いて
も煙突は近くならないし、夜はどんどんふけて
きて、とうとう、終電も終わり、駅に戻れたと
しても電車に乗れない時刻になってしまいまし
た。さすがに心細くなって、途中で交番に寄っ
たけれど、「巡回中」で誰もおらず、しかし、
もう歩くしかないので、気持ちを強くもって、
黙々と歩いていたんです。
 そしたら、そこに現れたのが、その幼馴染で
すよ!あれは本当に驚きました!自転車で環八
の歩道をこちらに向かって走ってきたんです。
「あれ?akira?お前、こんな時間に、こんな所
で何してんの?!」
と、あちらもものすごく驚いていました。
「バイト帰りで、歩いて帰ろうと思ったら意外
と時間がかかっちゃったんだよ。そういう、あ
んたこそ、どこに行くの?」
「俺はちょっと用事があって・・・それはどう
でもいいだろ!だって、お前、この時間にあり
えないだろ!」
「うーん、環八沿いは明るいから大丈夫。とに
かく、このまま歩けば着くから。」
「そうか、じゃあな!」
と、そこで彼とは一旦、別れました。が、さす
がに心配だったんでしょうね。Uターンして戻
ってきて、家まで自転車で送ってくれました。
Uターンしてきた時に、ものすごく不本意な感
じで面倒くさそうだったのが、逆に、嬉しかっ
たです。下心のない「男気」が彼らしくてね。
あれには驚いたけれど、さらに驚くのがここか
らです。
 最近、スマホでラインを登録したでしょう。
そしたら、その人に再会したんですよ。携帯
電話番号を知っていたわけではありませんよ。
ひょんなことで、です。お互いに
「あれ?」
「なんで?」
という感じです。まあ本当にそれだけで、ライ
ンでしかつながっていないし、結局、登録だけ
してほとんど連絡していませんが、あの環八事
件以来、数十年ぶりです。しかも、私、ライン、
始めたばかりね。そのタイミングで再会するか?
連絡はとらないけれど、いつでも連絡できちゃ
う気軽さと、強引な(?)再会が「縁」っぽい
でしょう。
 本当に縁のある人って、実は、この年になっ
てからわかるものなんだね。驚くよ、本当に。
今ある縁が続くか切れるかわからないけれど、
再会した人たちとは、ここまで生きてきた世
界が違いますから、人生勉強になります。新
たに、(へーえ!)と感動することがありま
す。昨日のように思わぬことで心が動いたり
ね。その勉強が自分に与える意味や影響は、
後になってみないとわからないのかもしれま
せん。今、わかったら面白いのになあ・・・。


by akira_dai | 2017-04-24 21:12

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。