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信用できる友達

 「走れメロス」という有名な小説、実は
私は全編を通してしっかり読んだことはな
いのですが、あれは、メロスとセリヌンテ
ィウスの友情の話で、一度は、メロスは裏
切ろうとし、セリヌンティウスの方もメロ
スが帰ってこないかもしれないと疑い、し
かし最後はそのことも互いに打ち明けて、
真の友情を確かめ合う、というシンプルな
話ですね。
 実は、GW明けに会う予定の最も古い友
達に、3月に久々にメールで連絡をした時、
あまりにも返信が来ないものだから、私は
まさに友情を疑ってしまったんですよ。
(10数年も放置していたから怒ってるの
かなあ)
とか
(そういえば、数年前の年賀状に書いた一
言が、失礼に見えたかもしれないなあ)
とか、あれこれ考えて、ちょっと、当時の
男友達x2人に応援を頼んで間に入っても
らい、ようやく返信がきてみたら、何と、
「akiraちゃんのメール、スパムフォルダ
に入ってたんだよ」
ということだったんです。そして、その
後に、
「ごめんねー!体調が悪いなら、そっち
まで行くよ~」
という、変わらぬ優しい一言が書いてあっ
たんです。私は、疑った自分が恥ずかしく
なって、それこそ、セリヌンティウスの如
く、
「長年、連絡してなかったから、気分を害
しているのかと思っちゃった!」
というような、お詫びをしたんです。あち
らは返信が遅れたことに恐縮していたので
お互いに、ごめん、ごめん、という感じで
した。
 息子にも、
「信用を得るまでには長い時間がかかる。
でも、信用を失うのは一瞬だ」
という話をよくします。本当に信用って脆
いよね。でも、いちいち、
「あなたに対する信用を失いました」
なんて言ってくれる人はいないから、少な
くとも、長く続いている友達、何でも話し
てくれる友達は、信用してくれていると判
断するしかない。
 で、今回みたいに、長い付き合いの友達
が、「らしくない」言動をした場合や、人
づてに「らしくない」噂を聞いた場合は、
信用しているから、(あいつに限って、そ
りゃ、ないな)と思いますね。あるいは、
親友だったら本人に確かめるよね。そうか、
信用というのは、結構、わかりあっていな
いと、理解しあっていないとできないのね、
と気が付いた。今回は、2、3回メールを
してもまったく音沙汰がなく、マメな彼女
らしからぬ行動に、ちょっとドキドキして
しまいました。でも、そのドキドキしたこ
とも彼女に打ち明けることができて良かっ
たな、と思います。まさしく親友です!
 私は取り越し苦労しがちな人なので、結
構、疑い深く、実は簡単に人を信用できま
せん。だから、自分のことや今現在抱えて
いる問題については簡単に話さないし、必
要でない限り、あるいは、余程、信用した
人が相手でない限り、他人の情報を漏らす
ことも、まず、ありません。ときどき、こ
れが苦しいのよね。じゃ、誰を、どんな人
を信用しているのよ、と言われると、結構、
いい加減です。
 誰でもそうだと思うけれど、相手が信用
してくれている感じがすると、こちらも信
用してしまう傾向があるかもしれないね。
特に自己開示というのは、片方がすると他
方もしてしまうものでしょう。これは心理
学の真理です。でも、実は、その片方が誰
にでも何でも話してしまう人だと、がっく
りきます。これもよくある話。しかし、そ
この見極めはお人よしの私にはできません。
 さらに私は八方美人に見えるから、案外、
信用されず、誰にでもオープンでお喋りな
んだと思われてしまうことがあります。D
大では、話したこともないのに、そう断言
する男子がいらっしゃいました。そういう
否定的な情報を私にちくる奴も信用できな
いよね。肯定的な噂や面白い噂、忠告なら
歓迎なんだけど無意味な中傷を言伝されて
も困ります。
 ま、否定的な評価も相手の自由なので、
それに文句を言うわけにもいかないし、そ
んな風に、友達というものはどんどん洗練
されていって少人数にしぼられていくんだ
なあ・・・と、実は友達の少ない私は思い
ます。そう、本当のこといって、友達、少
ないですよ。少数精鋭(笑)!
 で、明日になったら、その、希少な友達
のうちの1人、メールの返信がなかなかこ
なかった彼女にすぐに連絡をするつもりで
す。風邪で会う約束が延び延びになってし
まったのが気がかりです。あまり延び延び
になると、それこそ信用を失ってしまう!
・・・ことは、きっと無いですね。安心し
ています。
 結局、信用もバランス、お互い様。こん
な風に、多少、「あれ?」と思うことがあ
っても、変な噂を聞いても、(あの人なら
大丈夫)、(あの人に限って、そういうこ
とはしない、言わない、思わない)と信じ
られる安心な友達は多くなくていい。数人
いるだけで幸せですね。

by akira_dai | 2017-05-07 22:36

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。