カメラの向こうの人への笑顔

 3連休の2日目。お天気は相変わらずの快晴、
夏日。梅雨はどこにいった?暑いですね。私は
昨晩、小さい仕事は終えたので、大きい仕事は
来週に回して、ゆっくりしようと思っています。
 ところで、昨日、書いたように私は写真が苦
手です。カメラがこちらを向くと、みるみる顔
がこわばって、緊張顔になってしまいます。今
も昔もそれは変わりません。もっとも、普段か
ら人見知りで怖い顔をしているのかもしれない
ので、写真に限ったことではないのかもしれま
せん。やだねー、写真は後に残るから。
 それで、昨晩もちょっと書きましたが、昨日
会った友達に、
「今度会った時は並んで写真を撮ろうな」
と言われたので、
「写真は苦手。かわいく撮れるならいいけど」
とアラフィフにもなって「かわいく」にこだわ
って抵抗したんです。そしたら、
「連続で何枚も何枚も撮れば、お気に入りの
が1枚くらい撮れるんじゃない?」
と。なるほど、それは1つの手段です。私はちょ
っと納得して、
「じゃあ、次回は撮ろうかね。」
と渋々了承しました。
 確かに、どんなに緊張していても、バシャバ
シャ、連続でシャッターを高速に切られると、
次第に自然な空気になって、自然な表情が撮れ
ることがあります。
 しかし、より効果的なのは、何といっても被
写体が信頼している大好きな人に写真を撮って
もらうことです。緊張している被写体が、カメ
ラを構える人に対して向ける表情が、そのまま
写真に写るから、良い笑顔がとれるんですね。
私の場合は、息子が撮ってくれた写真が一番良
いと思います。
 昔、中学の時、担任の先生が写真が好きで、
もちろん、写真部の顧問で、遠足や修学旅行の
写真はほとんどその先生が撮影してくれました。
卒業アルバムのスナップも、先生が撮影してく
れたものが多くあります。
 たまたま、妹も同じ先生がいる学年だったの
で、妹もよく遠足の写真を撮ってもらったそう
です。その時に、しみじみ、
「写真屋さんが撮った写真と、先生が撮った写
真では、皆の表情が違う。より自然で、いつも
の雰囲気が写真に写っている気がする。」
と言ったものです。なるほどなー、と思いまし
た。カメラではなく、先生を見ている表情が写
真に写るんでしょうね。
 最も私は、大人に対して構えすぎる性格だっ
たので、たとえ先生が撮ってくれる写真でも、
しかめっ面で、ひどい時には下を向いていたり
して、当時、良い表情の写真は1枚もありませ
ん。でも、覚えているのは、写真を撮影する時、
先生はいつも、
「もっと笑え!ほら、もっと、こっち見て!」
と、絶えず声をかけながら、時には個人の名前
を呼びながら、シャッターをバチバチ切ってい
たことです。今時、あんな風に、生徒をわが子
のようにかわいがってくれる先生がいるでしょ
うか。叱る時も体当たりでした。
 あれ、こんなことを書いていたら、ちょっと
しんみりしてきちゃった。今は、そんな風に声
をかけながら写真を撮ってくれる人は誰もいま
せん。でも、卒業アルバムを開くたびに、その
掛け声を思い出して、それでも笑えなかった自
分を申し訳なく思ったり、恥ずかしく思ったり
するんです。

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by akira_dai | 2017-07-16 09:57

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。