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すべてを共にしてきた友達が羨ましい

 昨晩は、いよいよ小学校のクラス会のお店を
決めるために荻窪で、幹事メンバーの一部と待
ち合わせて、あらかじめ興味のあったお店を回
ったのです。
 最初は腐れ縁のG人と私と親友の3人で、南
口の小さなお店を物色しつつ、当初からターゲ
ットだったイタリアンに行って、ここがなかな
か雰囲気が良かったのでほぼ決定という空気に
なりましたが、一応、全然違うタイプの居酒屋
も見ていこうということになり、3人で移動。
その移動途中で、地元にいるAに電話をして、
「今、飲んでるから暇なら出て来いよ」
と誘って、西口にあるその居酒屋に腰を落ち着
け、途中からAも合流して、結局、いつものメ
ンバーで、いつものノリで飲んで喋って、2軒
目は下見というよりは単なる飲み会になってし
まったのでした。
 今回は前回の下北沢みたいにやたら飲み過ぎ
たり、朝まで大騒ぎという雰囲気にならなかっ
たので、少しは会話らしい会話になり、私はA
とGの話を聞きながら、(結構、記憶からスッ
ポリ抜け落ちていることがあるんだなあ)と、
本当に驚きました。
 そのスッポリ抜け落ちている話とは、Aがあ
る宗教に勧誘されて部屋に軟禁され、3時間も
4時間も、信者たちに囲まれて懇々と説教され、
そこから逃げ出すのに大変な苦労をしたという
話です。
「あった、あったね!」
とそこまでは私は簡単に思い出せました。当時、
18歳あるいは19歳だったでしょうか。その
勧誘の直後にAとGが私の自宅に来て、
「今日は宗教の勧誘でまいったぜ!」
とAが半分、自慢のように
「こうなって、ああなって、こう言ったら、あ
あ言われて、、、」
と、怒りながら笑いながら話してくれたことを
鮮明に思い出したのです。
 しかし、私がすっかり忘れていたのは、その
勧誘した人が誰だったのか、ということです。
「あの時はXのやつが、その宗教にはまってい
て、本当に心配したよな!」
と男子2人が苦笑しているのを聞いても、私は、
全然思い出せなかったのです。
「え?あれってXがはまってたの?」
「そうだよ。俺は、その宗教には、Xに連れて
行かれたんだよ。」
と煙草をふかしながら苦笑するA。私はそれを
聞いてもイマイチ、ピンときません。
「そうだったっけ?そういえば、そんな気もし
てきたけれど・・・」
・・・当時、AとGはしょっちゅう私の家に来
ていて、たまにXもそのメンバーに加わること
がありました。そうか、そのXが宗教にはまっ
ていたのか。その話も聞いているはずなのに、
本当にすっかり忘れていたなんて、ちょっとシ
ョック。
 それからは、Xがいかにピュアで、ある意味
バカで真っ直ぐで、
「どれだけ、俺たちに心配をかけたか」
という話で盛り上がったのです。Xの家が、薬
の取引に使われてテレビにうつったとか、警察
に引っ張られた、とか、結婚のなりそめも普通
ならありえない話で、
「もうね、本当に、あいつバカなんだよな!」
と、AとGはお互いに頷きながら笑っていまし
た。
 そんな彼らを見ながら、私は、小学生時代か
ら続いた、彼らの長い長い友情を見て、マジに
目頭が熱くなる思いでしたよ。いいねえ、子供
時代からの友達ってのは。そんなこんなの良い
こと悪いことのすべてを超えて、良いところも
悪いところもすべて理解しながら、今でも仲良
く付き合っているんだから。そこに片足を突っ
込んでいる私や親友も幸せ者だねえ・・・。
 でも、そんな奴らだから、時々、腹立たしい
ことも言うのよね。
「akiraは頭のいい男が好きなの?」
(そんなことはない)
「akiraは、昔からいつも常に、守りが堅いの?」
(そう見えるだけだ)
「akira、ちょっと太ったんじゃねーの?」
(それは否定できないが、この1カ月で痩せた
んだ!)
などなど・・・余計なお世話だわ!何も知らない
くせに!大体、どうして、いつのまにか、下の名
前を呼び捨てにしてるんだ?放っておいてくれ!
 そう、彼らは、私が一緒にいた頃、18歳の頃
からずーーーっと今まで32年もの間、切れずに
親しくつるんでいたかもしれないけれど、私はそ
の後、会社に入って忙しくなって、彼らと離れて
いた30年近くの間に、彼らの知らない色々なこ
とがあったし、色々な人と色々な付き合いをして
きたんだからね。どんな男が好きだとか、守りが
どーの、とか、あなたたちにわかるはずはないの
よ!と、ちょっとムッとしたりして・・・でもね、
ムッとしながら、今迄ずっと、切れずに一緒にい
た、AとGとXの3人が、お互いに
「どれだけ心配したことか・・・」
と、あんな事件やこんな事件を乗り越えてきたこ
とがちょっと羨ましく感じましたよ。私にはそこ
まで長く寄り添ってきた、すべてを知っている友
達はいませんからね。この年になるまで、子供時
代(AとGは小3から一緒)、さらに青春時代、
さらにさらに老年時代(?)まで、すべてを分か
ち合いながら付き合ってきた友達がいるって幸せ
なことですね。

by akira_dai | 2017-09-24 22:49

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。