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なぜこの私が?

 昔からの友達が、「子連れで集まろう」という企画をし、私は頭がくらくら
した。そう、私は大の子供嫌いなのだ。まじめな話、子供のきーきー声が
聞こえると頭痛、耳鳴りがし、保育園のならし保育のときには、保母さん
たちが泣き騒ぐ子供たちをあやす姿を見て、
(私はSEでよかった)
と心から思ったものだ。
 私の子供嫌いについては、高校以降の友達はよく知っており、最初、
妊娠が発覚したときには、
「どうして、AKIRAが最初に妊娠するかね。」
と爆笑された。(なぜか、よく会う友達の中では一番最初に妊娠という
憂き目にあっている私)
 どれくらい嫌いだったかというと、まず、子供のいるお店は入らない、
入ってしまった後に子連れファミリーが入ってきたものならば睨んで
しまう(無意識に)、電車で同じ車両に子連れがいようものなら車両を
変える、声の大きな親子のことはやはり睨む、子供がうるさかったり
駆け回ったりしていれば、(あの親はしつけが悪い!)と不機嫌になり、
帰宅してから大いに愚痴る。自分の前をベビーカーや子連れのママ
が歩いていようものならば、「ちっ!」と聞こえるように舌打ちをして追
い抜くか、道路の反対側に渡って睨みつけてから去る、と、まあ、それ
くらいの勢いである。
 出産してから色々事情がわかり、さすがに、子連れのママの後ろで
いらいらしたり舌打ちしたり、「しつけが悪い!」と怒ることもなくなった
が、基本的な子供嫌いはなおるわけがない。
 そんな私がどうして子供を産む気になったかといえば、(こんな冷た
い非人間的な私も、子供を産めば何か変わるだろう)とか、子供を猫
かわいがりする友達を見て、(私も子供をもてば、すごくかわいいか
もしれない)と思った、ちょっとした好奇心からであり、産んですぐは
正直、ちょっと後悔するくらい大変だった。ああ、やはり私には育児
は向いていない。やはり子供は嫌いなのだ、と。
 しかし、その私が、自分の子供のことはやはりかわいいし、子連れ
のママの気持ちや行動を理解できるようになったことは大変な成長
であり、変化である。我ながら驚くが、そういう意味では、視野が相当
広がり、産む前はわからなかったことが、実感としてたくさんわかる
ようになった。これは事実。
 というわけで、高校以降の友達からくる年賀状には、いまだに、
「信じられません」
「大丈夫でしょうか。」
「子供と一緒の写真を見ても、やはりまだ絶対に信じられない」
「虐待をしていないか」
と、そんな一言が多く、そういう心配をする友達の気持ちがとてもよく
わかるのである。
 はたして、基本的な気持ちは変わらないが、多少なりとも、子供の
こと、子を持つ親のことが、幸か不幸かわかるようになって、前より
は他人の気持ちがわかるようになったかもしれないなーあ、と、思い
つつ、やっぱり子供が多い場所は頭が痛いよ。はーあ。保育園の親
子行事はどうしましょう。
by akira_dai | 2006-03-20 20:01

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。