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急なミーティングで過激な発言か?

 今週は問い合わせが少ないので、のんきに、過去の問い合わせで
面倒だった機種の構成整理なんかをしていたら、1時半頃部長がやっ
てきて、
「今日、3時から、Sとのミーティングがあるから出て」
と言う。
「は?S??」
Sとは、我が社の営業のトップ、超ど偉い人である。
「ちなみに2時半から、そのミーティングについて、日本のメンバー
だけで、ちょいと事前の打ち合わせがあるからそれにも出てね。
人事部長が仕切るから。」
だって。
「まあ、出るのはいいですけど、私は発言しないで、隅っこに座って
いるだけでいいですかね。だって、ミーティングの目的が全然わか
らないし。何のミーティングですか?」
と言うと、
「ま、現場の声が聞きたい、って程度だから、気軽に、”会社に託児
所もうけろ”とか何とか、何でも言ってくれ」
と、 部長はニヤニヤ。まあ、部長命令じゃしょうがない。私は時間
に、指定された部屋に行ってみた。そしたら、まあ、その部屋が、普
段使っている会議室とまったく違う。何が違うって、テーブルがぴか
ぴか、漆みたいだし、椅子も何だか立派。これ、偉い人専用の会議
室じゃん。そういえば、このフロアは、社外の人間は立ち入り禁止だ
ったような・・・。
 既に、日本のメンバーは人事部長を含めて8人ほど集まっていて、
あれを言おう、これを言おう、いや、それはどうかな、まとまらないな
ー、なんて盛り上がっていた。私は目立たないように一番後ろの席に
座り、ずーーっと、(何を話すんだろー)と、他人任せでボーーッとし
ていた、そのとき、ど偉いSさん登場。私が一番扉に近かったので、
最初に私のところにやってきて、「Good To See You!」と微笑む。
自己紹介もそこそこ、握手をかわし、座ると、彼は同じ調子で、順番
に全員と握手をし、前の方の席をとった。
 誰かが、リソース不足について発言をし、誰かが、自分の担当して
いる製品の不良率について発言をし、そのたびに、Sさんが、数字を
出して、ああだ、こうだ、と、彼らの意見について割りと攻撃的な調子
で説明している。うわーーあ、激しいミーティング。な、なんか、皆、
攻撃的じゃなくて?!議論が議論を呼び、shouldとか、need to
とか、強い語調でみんなが主張する。げげーっ、こ、これぞ、外資系
のミーティングだわー。そりゃ、英語のミーティングは何回も出たこと
があるけれど、こんな攻撃的な議論中心のミーティングは初めてよ!
と、私はびびりまくり。でも、一番後ろで目立たない私は、(はいはい、
皆さん、その調子)と他人事でボーーーッと聞いていた。
 が、1人1人、偉い人に説得され、
「ところでお前はどうだ」
と、Sさんは次々と順番に指名していくではないか!げげっ、じゃ、
やっぱり私も何か喋らないといけないわけ?皆の議論を、ふんふ
んと聞いていればいいと思っていたのにぃぃぃぃぃぃぃぃ。
 いよいよ私の順番がやってきて、「はあ、私ですか」と日本語で小
さくつぶやいて、皆さんの失笑を買った後、素直に、日常、問題に
思っていることを話した。最近コストをおさえている生産ラインの品質、
及び、とある工場の設計者のレベルについてである。
 (ここで反撃にあったら、たまらんな)と構えていたら、意外にSさん
は素直に私の発言をメモにとり、
「それは具体的にどのプロダクトだ。型番は何だ。後でメールで私に
送ってくれ。適任者にそれを転送して改善しようじゃないか。」
だって。思わずお礼を言うと、「それは、私の仕事だから、気にするな」
だって。はーあ・・・へーえ・・・
 その後、みんなは私の意見に便乗して、
「そーだ、あの工場は問題だ」
とか、具体的な製品をあげて色々発言し、そこで一連の議論は終わっ
た。次に、各自の労働環境について、Sさんがインタビューして会議は
終わり、やれやれ私も一安心。
 Sさんが会議室を出た途端、人事部長がまっすぐに私のところにや
ってきて、
「いやーあ、突然のお願いで、AKIRAさん、ありがとう。しかも、随分、
ダイレクトに言ってくれて、ありゃ、皆が思っていることだと思うよ。」
と笑った。後できいたら、他のメンバーは全員、1週間前にミーティン
グの案内があり、プレゼン資料とか用意していたんだってさ。うっ。
ひどいわ。
 会議から帰ってきた私に、同僚は大喜び。
「よくやった、AKIRA!よし、早速、明日、Sさんに型番をメールで知ら
せようぜ!」
と大盛り上がり。あのー、でも、やっぱり、Sさんは偉すぎるから、部
長を通して、ちゃんとあげようね、と、皆で決めたのであった。
by akira_dai | 2007-07-11 20:59

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。