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窒息菓子

 このタイトルを見ただけで、わかる人はわかるのだが、それは
さておき。
 私の会社は外資系なので、外国のお土産が配られる機会が
結構ある。入社当時は、圧倒的にアメリカ出張が多かったので、
チョコレートやビーフジャーキーを配られることが多かったのだ
が、最近はアジア系のものも多い。
 今日は、マレーシアのペナンに行った同僚が、
「AKIRAさん、こちら、怪しいお菓子ですが、義務です」
と言って、デスクに紙コップを置いていった。その中には、やま
ぶき色の、果物のような、お菓子のような、5cmくらいの直径の
丸いものが2個入っていた。一見、杏みたいな、びわみたいな?
 誰もまだ食べていないというのに、勇気ある私は、ちょっぴり
なめて確かめた後、パクリと口に入れた・・・が、これがもー、苦
いような、太田胃酸を甘くしたような、なんともいえないしびれる
ような味がして、私は、「無理!」と叫んで、ティッシュにペーし
た。配布した本人も同様にペーした。というわけで、残りの1個
は、同僚をだまして、「どうぞ」とあげてしまった。ちなみに、彼
は口に入れたが、「うーん、漢方の味だ」と、平気で飲み込んで
しまった。面白くない。後できいたら、巨大ナツメグというお菓子
だそうだ。いかにもまずそーー。
 アジアのお菓子は危険である。前の部署では、中国土産で、
一見、少々粉っぽいダンゴみたいなものが配布され、割とおい
しそうに見えたので、口に入れたら、これが、まさに「粉」!で、
口の中の水分を全部吸い取られ、かむにかめず、飲み込む
に飲み込めず、息を吸おうとすると粉を吸ってしまい、息を吐
こうとすると白い煙が出て、ほんと、窒息死するところだった。
 「これ、危ないです!」
と言おうと思ったら、「こえ、あうやいえぅー」ってな風になって、
口から煙が出るばかり。ふと見回したら、それを食べている皆
が、一緒になって、口から泡ならぬ煙を吐いていた。我が社は
すべての席がパーティションで区切られていて、、座っている
人の顔は見えないのだが、各パーティションの上に煙がもくも
くと出ているその様は異様としか言い様がない。
 あれから、そのお菓子は、その部署で、「窒息菓子」と呼ばれ、
その後も何回か配られたが、決して口にしようとする人はいな
かった。ああー、恐ろしい、中国土産。そう、中国土産は色々な
意味で危険なので、配布されても誰も手を出さない。
 しかし、今回で、マレーシアの土産も結構危険なことがわかっ
た。やっぱり、お菓子はチョコレートあたりが世界中無難なのか
もね。
by akira_dai | 2008-05-12 23:15

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。