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100% 両立中

昨晩、一晩中、一時間に一度、子供が目を覚ましてうなされ、
こっちは睡眠どころではなかった。という理由ではないが、つ
まり、子供は体調がひどく悪かったわけで、今日は休みに。
 こうして休んでばかりいると、11月に新規に有休をもらった
ばかりなのに、また再び、有休不足モードに突入である。こ
のご時勢に、こんなに休んでいると、本当にリストラ時に危
ないよなーあ、と思いつつ、
「会社生活の数十年間で、子育てに手のかかる5,6年は決
して長くはない。」
と、上の人たちから励まされるのだが、本来の自分の7割く
らいしか働けていないことを実感しているわけで、焦るやら、
申し訳ないやら。
 長い目で見たときには、仕事を継続する上で、リストラ以上
に問題になるのが、自分自身の体力。基本的に毎日へろへろ。
疲労困憊。それでも、家事や育児よりも仕事が好きだから続け
ているのだけれど、体調の悪い日に子供にぐずられると、(はた
して、こんな体力で大丈夫なのか?)と思う日もあり、絶対に家
に入りたくない私でも、(やっぱり辞めないと無理かなーあ)と
弱気になってしまう瞬間がある。ちなみに、子供がもっと小さい、
赤ん坊の時期には、雨がふるたび、子供が大病をするたび、
(辞めないといけないかなあ)と、憂鬱な気持ちになったものだ。
仕事が好きだから、辞める可能性を考えると、人一倍、憂鬱
になってしまう。
 で、ふと周りを見ると、高校時代、大学の同級生で、仕事を
辞めた女性は「皆無」ということに気がつく。本当に「皆無」なの
である。子供がいようがいまいが、100%、仕事を続けている
わけだ。先日、妹と、そういう話題になったところ、妹は仕事嫌
いで、子供でもできたら一刻も早く退職したいと思っているくち
なのだが、
「確かに、学生時代の友達も、会社の同期も、仕事を辞めた人
は皆無で、自分が仕事を辞めるとすれば、どうも、それは社会
の流れに逆らっているような、非常識にさえ思うような、そんな
空気さえ感じる」
と言っていた。
 もちろん、人それぞれの人生だから、周りがどうであろうと、
自分にとって最善の道を選択すればいいのだが、確かに、
「私、仕事、辞めました」と言うのが恥ずかしくなるような傾向
ではある。
 ましてや、正直、私が辞めたいのは、育児や家事であって、
仕事ではない。どんなに疲労困憊しようが、疲れで老けて見
えようが、仕事は辞めたくない。が、ああ、この矛盾。仕事は
休めるし辞められるけれど、育児や家事は決してやめられな
いのである!!
 でも、年賀状で、古い友人たちが働きながら育児をし、学校
の役員までこなしているのを見ていると、(よし。やっぱり、限
界まで、両立だ!)と励まされる。そして、苦手な育児や家事
には少々努力を要するわけですが、とにかく、周りに専業主婦
は皆無なのだし、心強い仲間がいると思って、がんばるぞー。

 
by akira_dai | 2009-01-14 10:50

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。

by akira_dai