いつのまに?!

 ちょっと前に水疱瘡の話題をここで出したのだが、先週、私は、
おたふくかぜの抗体検査をしに病院へ行った。子供の頃に、妹
だけかかって私はかからず、その後も友達がなっても私はかか
らず、いつもいつも、おたふくかぜの子の近くにいるよう心がけて
いたのだが、結局かからずにこの年にまでなってしまったのだ。
 (きっと、私はこのまま一生おたふくかぜにかからずに済むに
違いない。)と思い始めた矢先、まさかの出産で、がらがらとこ
の確信はくずれ・・・っていうか、どうしてそんな確信をしていた
のかよくわからないのだが、とにかく、自分の子供からうつされ
てはたまらん!と、慌てて抗体検査を受けたわけ。
 はたして、結果は・・・と、先生の前に座ったら、先生、ニヤニ
ヤしながら、
「良かったねー!」
・・・良かったとは、まさか?!と、検査結果をのぞきこむと、
「擬陽性だけどこれは過去に完全にかかってるね。大丈夫。
当分はかからないよ。」
と言う。擬陽性・・・ちょっと心配だけど、大丈夫らしい。しかし、
先生が言うには、
「しかしねー、こういう抗体値って時間とともにどんどん低く
なるから、年をとってからまたかかるかもしれないんだよ。最
近の子供って、何でも予防接種しちゃうから、はしかに実際
にかかる子供が全然いないじゃない?だから、年とってから
はしかにかかる人が最近いるんだよなー。」
とちょっと長く説明してくれた。
 何でも昔のように、毎年のようにはしかのようなものが流行
すると、既に抗体をもっている子供の抗体値も増加し、それ
でどんどん抗体値が上がって一生その病気にはかからずに
済むそうだ。ブースター効果っていうんだって。ちょっと聞い
たことがあるかも。ところが、最近は、誰もはしかをやらない
ものだから、予防接種でつけた抗体値がどんどん下がって、
大人になる頃に抗体値が0になって、またはしかをやるなん
てことがあるんだってよーーー。コワイー。
 「だけどね、あなたの場合はこれだけ値があれば大丈夫だ
よ。若いうちはね。」
と先生は笑った。
「・・・若くはないっすけど。」
と苦笑しながら私は診察室を出た。
 しかし、いつのまにかかかってたんだなーあ。妹が両方の
頬をパンパンに腫らせて泣いていた30年くらい前、私は他
人事のようにかわいそうな妹の顔を見て恐れていたけれど、
もしかするとあの時に自分もかかっていたんだなーあ・・・・
と、遠い遠い記憶をたぐりよせてみたのだが、やっぱり何も
思い出せず、一体いつかかったんだか?!不思議です。
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by akira_dai | 2005-06-11 12:47

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。