みんな大変

 同じマンションに、うちの子と2ヶ月違いの子供をもつママがいて、
たまたま引越してきてすぐのときに、ゴミ捨て場で会って顔見知り
になった。それからちょくちょく、育児休暇中、スーパー、公園、家
の前などで会い、少し言葉を交わす程度になっている。
 4月、復帰してすぐの頃、エレベーターでその親子と会い、
「もしや保育園のお迎えですか?どちらの保育園ですか?」
と声をかけられて、お互い仕事をもつママだということがわかった。
それから何となく距離が近くなり、朝夕会うたびに、ちょっとした会
話をする。
 2ヶ月違いといってもあちらは学年が一つ下だ。何しろうちの子は
3月30日うまれの超スーパー早生れ。1歳児の保育園入所が難し
いせいか、たまたま同じ保育園を希望していたのだが、あちらは入
所できてこちらは入所できなかった。というわけで、彼女は家から
徒歩10分程度の保育所に通っており、私は自転車で20分の保育
所に通っている。初めてそれを話したときに、あちらは、
「まあ!(それは大変)」
という感じで驚いていた。でも入所できたということで結果オーライ。
良かったね、という感じだった。
 次に夕方会ったときは、あちらの子供の平熱が高くてなかなか預
かってもらえない、という話になった。何でも平熱が37度近く、それ
は病気ではないのだが、すぐに38度にまでなってしまい、そのたび
に保育所から「お迎えコール」がかかるのだと言う。あんまりしょっち
ゅうなので、病院で、
「この子の熱は病気ではありません」
という証明書まで書いてもらったのだが、保育所側は、
「こんな熱の子は預かれませんから」
と何度も言ってきており、
「本当に仕事を辞めようかと思いました。でも一度辞めたら、二度と
復職できませんしね・・・」
とため息をついていた。その気持ちすごくよくわかる。保育所から電
話がかかって後ろ髪を引かれながら早退するたび(うちは今のとこ
ろあまりないが)、お天気が悪いたび、とにかく、ちょっとした障害が
あるたびに、(ああ、もう無理!辞めないといけないかも!)と思う
のである。
 そんな折、一緒に役員をしている保育所のママからも携帯にメー
ルが入った。やはり子供が体調をくずして、今週はずっと保育園
にあずけられないのだと言う。彼女の娘さんは、4月もずっと体調
が悪くて、4月はほんの数回しか保育園に通えなかったそうだ。う
ーー、皆大変だ。彼女のメールにも、
「もう会社を辞めようかと思いました!」
と、ムンクの「叫び」の顔マーク付きで書いてあった。まあ、ムンク
の「叫び」がついているくらいだから、今は立ち直ったのだろうが、
本当にワーキングママの感じるプレッシャーは強い。
 自転車に乗って声をあげている、今のところ丈夫な我が子に、
「お前は親孝行だなーあ。」
とつぶやいた私であった。
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by akira_dai | 2005-06-13 21:10

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。