思わず日本語で

 どうも復帰してから英語がうまくいかない。元々ヒアリング力0だが、
ますます苦手になった。そういえば思い出したのだが、どうも昔から
何とか相手に英語で伝えることはできたが聞くのは苦手である。た
またま今まで何とかなったのは、自分が中心で進める仕事が多く、
よって、自分が英語を話す立場だったので、話題のキーを握ってお
り、それだけ有利な立場で話を進めていたからというわけで、あちら
から突然知らない話題をふられると本当に弱い。
 ここのところ、内線をとると突然英語でびびりまくり。昔のように、自
分が中心の仕事なら、(ああ、あの件ね)と、話の予想もつき、何とか
すぐに会話になるのだが、想像もつかない内容で英語の電話がかか
ってくると、まず、どういう内容か把握するのに長時間かかる。
「はい、AKIRAです。もしもし?」
「ハーロー、AKIRAサン!」
「・・・は、はろー。はう・あー・ゆーー・・」
と言った後に、あちらから一方的に用件を話されて、私ときたら、
「Sorry?Sorry?・・・Do you mean that・・・No?Then・・・
(どうしよう、困った)」
って感じだ。
 そんなわけですっかり英語に自信をなくしているところへ、朝一に
また謎の男性から英語がかかってきた。大体、皆、謎の人物のくせ
に、馴れ馴れしく
「はーろー、AKIRAサン!」
と明るく話しかけてくれる。どうせ親しげにするのなら挨拶くらい日本
語でしろ!と言いたいが言えない。
 そして謎の男性はしきりに何か話している。あー、もう全然わかり
ません。っていうか、あなたからどうして電話がかかってくるのか予
想がつかないし、聞き取る気力もありません・・・なんて思っている
から余計に聞き取れない。しかし相手はテープじゃないから、仕方
なく応答する。
「Do you mean that ...OK,but...」
なんて具合に相手の話していることを確認しながら一生懸命聞い
ていると、だんだん頭が英語になってきて・・・ついに彼の言って
いることがわかった。結局私に用事があったわけではなく、「さっ
き自分に電話をかけてきた女性と話したいのだがそれが誰だか
わからない。」と言うのだ。ふん、それで一番上に名前があった
私にかけてきたのかい?思わず私は電話で答えた。
「ああ!やっと、わかりました!」
それを聞いて、周囲の同僚は大爆笑。ずっと英語で話していた私
が突然勢い良く日本語になったのでウケたらしい。しかし、電話の
向こうの男性はちっともたじろがず、「ああ、わかってくれたのかい
」っていう調子だった。きっと日本語が通じたんだな!
 とにかくそれらしい女性に電話をつないで、さらに英語の自信を
なくして落ち込む私。外資系における自分の能力に危機を感じた
今日であった。
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by akira_dai | 2005-06-15 15:26

AKIRAの日常、考えたこと、など。平凡です。